1.2.13. エラータ 2.1.1
Red Hat Advanced Cluster Management の エラータ 2.1.1 の更新について以下に一覧としてまとめています。
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certificate
およびiam
ポリシーコントローラーを更新し、ポリシー違反の履歴を正しく維持できない問題を修正しました。(GitHub 6014) - VMware マネージドクラスターのデフォルトのワーカーノード値を増やし (4 CPU、2 コア、16384 MB メモリー)、他のプロバイダーに合わせました。(GitHub 6206)
- マネージドクラスターをデタッチした後に、create resources ページで一時的なエラーが発生する問題が修正されました。(GitHub 6299)
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アプリケーションの終了、変更、および再開後に、Merge updates オプションが
unset
に変更される問題が修正されました。(GitHub 6349) - クラスターの追加に失敗した後に、Microsoft Azure マネージドクラスターの完全なクリーンアップを妨げていた問題が修正されました。(GitHub 6353)
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helm
タイプのアプリケーションをlocal-cluster
にデプロイした後に、アプリケーショントポロジーが正しいリソースノードを表示できない問題が修正されました。アプリケーショントポロジーでは、すべてのタイプのアプリケーションが表示されるようになりました。(GitHub 6400) -
アプリケーションサブスクリプション: Git
kustomization.yaml
ファイルのpackageOverrides
YAML コンテンツを有効にし、デフォルトでサブスクリプションのアノテーションで識別されるパスを使用します。(GitHub 6476) - 複数のサブスクリプションが同じ Git チャネルを同じブランチで共有した場合に、サブスクリプションの上書きが機能しない問題が修正されました。(GitHub 6476)
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オブジェクト一覧で、
musthave
コンプライアンスタイプを使用するポリシーが、mustonlyhave
コンプライアンスタイプと同様の動作をする問題が修正されました。オブジェクト一覧のたった 1 つのフィールドを指定し、一覧内の 1 つのオブジェクトにポリシーで指定されたフィールドに一致するフィールドがある限り、musthave
ポリシーはそのフィールドを準拠しているとマークできるようになりました。(GitHub 6492) - すべての時系列に 3 つのコピーを保存できるように、すべての Thanos レシーバーを設定する問題を解決しました。また、ターゲットハッシュリングの少なくとも 2 つの Thanos レシーバーに、すべての時系列が正常に書き込まれるようにします。(GitHub 6547)
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Create ウィザードでアプリケーションを作成し、これをエディターで開いた際に、
merge update
設定を選択すると、この設定が消去される問題が修正されました。(GitHub 6554) -
ポリシーが
noncompliant
状態を表示する原因となっていた問題が修正されました。(GitHub 6630) - Git Webhook がチャネルおよびサブスクリプションで有効化された場合に発生する問題が修正されましたが、サブスクライブしているリソースはターゲットクラスターに適用されませんでした。(GitHub 6785)
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最初の読み込み時の
Forbidden
エラーで、create resource
コマンドが失敗する可能性がある問題を解決しました。(GitHub 6798) 永続ボリューム用に、Red Hat Advanced Cluster Management 可観測性コンポーネントで、以下の追加のメトリクスを公開しました。
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kubelet_volume_stats_available_bytes
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kubelet_volume_stats_capacity_bytes
kube_persistentvolume_status_phase
これらのメトリクスは、ダッシュボードまたはアラートルールで明示的に公開されていませんが、それらをクエリーし、カスタムアラートルールを設定することができます。(GitHub 6891)
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- 新しいポリシーの作成時における選択および選択解除の不整合が修正されました。(GitHub 6897)
- メモリーエラーが原因でベアメタルクラスターが 2.1.0 へのアップグレードに失敗する問題が修正されました。(GitHub 6898) (Bugzilla 1895799)
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可観測性コンポーネントを正常にインストールするために
open-cluster-management-observability
namespace でプルシークレットを必要とする問題が修正されました。この変更では、可観測性コンポーネントをインストールするためにプルシークレットを作成する必要はありません。(GitHub 6911) - ガバナンスおよびリスクダッシュボードの読み込みに長い時間がかかる問題が修正されました。(GitHub 6925)
- 新しい Visual Web ターミナルセッションの開始時に PATH エラーが修正されました。(GitHub 6928)
- 可観測性 Operator がランタイム時に再起動される際に、マネージドクラスターでの可観測性コンポーネントが誤ったイメージを使用するよう変更されるというタイミングの問題を修正しました。(GitHub 6942)
- プライベート Git リポジトリーから失敗したアプリケーション作成を回避するために、修正を適用する手順が追加されました。(GitHub 6952) (Bugzilla 1896341)
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open-cluster-management
namespace 以外の namespace にある場合に、klusterlet-addon-controller
が認識されないという問題が修正されました。(GitHub 6986) - オブジェクトテンプレートが一覧を求めてフィールドをチェックしたところ、想定していた一覧とは違うものがそのフィールドに設定されていることに気づいた際に、設定ポリシーコントローラーがクラッシュする問題を修正しました。(GitHub 7135)
すべてのオンラインクラスターにデプロイされたアプリケーションに変更を加える際に、テンプレートエディターの YAML が placementRule
status: 'True'
設定を除外する問題を修正しました。更新されたアプリケーションを保存する前に、placementRule の YAML エディターで
status: 'True'
を手動で入力すると、設定は保持されます。(GitHub 7152)- その他の一般的な変更や、記載されていないコードおよびドキュメントへのバグ修正が完了しました。