7.4.2. Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes コンソールでのクラスターの作成

Red Hat Advanced Cluster Management コンソールからクラスターを作成するには、以下の手順を実行します。

  1. ナビゲーションメニューから Automate infrastructure > Clusters に移動します。
  2. Clusters ページで、Add cluster をクリックします。
  3. Create a cluster を選択します。

    注記: この手順では、クラスターを作成します。既存のクラスターをインポートする場合には、「 ハブクラスターへのターゲットのマネージドクラスターのインポート」の手順を参照してください

  4. クラスターの名前を入力します。この名前はクラスターのホスト名で使用されます。

    注記: 値は、プロバイダー接続の要件セクションに記載されている DNS レコードの作成に使用した名前と一致させる必要があります。

    ヒント: コンソールに情報を入力する時に yaml コンテンツの更新内容を表示するには、YAMLON に切り替えるように設定します。

  5. インフラストラクチャープラットフォームに VMware vSphere を選択します。
  6. クラスターに使用する リリースイメージ を指定します。このリリースイメージで、クラスターの作成に使用される OpenShift Container Platform イメージのバージョンを特定します。使用するバージョンが利用可能な場合は、イメージの一覧からイメージを選択できます。使用するイメージが標準イメージではない場合は、使用するイメージへの URL を入力できます。詳細は、「 リリースイメージ 」を参照してください。注記: OpenShift Container Platform バージョン 4.5.x 以降のリリースイメージのみがサポートされます。
  7. 利用可能な接続一覧から、お使いのプロバイダー接続を選択します。プロバイダー接続が設定されていない場合や、新規のプロバイダー接続を設定する場合には、Add connection を参照してください。プロバイダー接続の作成に関する詳細は、「プロバイダー接続の作成 」を参照してください。
  8. vSphere アカウントに設定したベースドメイン情報を入力します。選択したプロバイダー接続にベースドメインが紐付けされている場合には、その値がこのフィールドに設定されます。値を上書きすると変更できます。注記: 値は、要件セクションに記載されている DNS レコードの作成に使用した名前と一致させる必要があります。この名前はクラスターのホスト名で使用されます。
  9. クラスターに関連付ける Label を追加します。これらのラベルは、クラスターを特定し、検索結果を絞り込むのに役立ちます。
  10. クラスターの ノードプール を設定します。

    ノードプールは、クラスターに使用されるノードの場所とサイズを定義します。

    ワーカープールに 1 つまたは複数のワーカーノードを作成し、クラスターのコンテナーワークロードを実行できます。ワーカーノードは、ワーカープール 1 つに所属することも、複数のワーカープールに分散させることもできます。

  11. クラスターのネットワークオプションを設定します。これらのオプションについては以下のリストで紹介します。

    1. ネットワークタイプ: VMware vSphere ネットワーク名
    2. API VIP: 内部 API 通信に使用する IP アドレス注記:: 値は、要件セクションに記載されている DNS レコードの作成に使用した名前と一致させる必要があります。指定しない場合には、DNS を事前設定して api. が正しく解決されるようにします。
    3. Ingress VIP: Ingress トラフィックに使用する IP アドレス注記:: 値は、要件セクションに記載されている DNS レコードの作成に使用した名前と一致させる必要があります。指定しない場合には、DNS を事前設定して test.apps. が正しく解決されるようにします。
  12. オプション: クラスターのラベルを設定します。
  13. Create をクリックします。作成およびインポートプロセスを完了すると、クラスターの詳細を表示できます。

    注記: クラスターを作成すると、Red Hat Advanced Cluster Management で管理されるように自動的に設定されます。クラスターのインポートには、クラスターの詳細で提示された kubectl コマンドを実行する必要はありません。