7.2.2. Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes コンソールでのクラスターの作成
Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes コンソールからクラスターを作成するには、以下の手順を実行します。
- ナビゲーションメニューから Automate infrastructure > Clusters に移動します。
- Clusters ページで、Add cluster をクリックします。
Create a cluster を選択します。
注記: この手順では、クラスターを作成します。既存のクラスターをインポートする場合には、「 ハブクラスターへのターゲットのマネージドクラスターのインポート」の手順を参照してください。
クラスターの名前を入力します。この名前はクラスターのホスト名で使用されます。
ヒント: コンソールに情報を入力する時に
yaml
コンテンツの更新内容を表示するには、YAML を ON に切り替えるように設定します。- インフラストラクチャープラットフォームに Microsoft Azure を選択します。
- クラスターに使用する リリースイメージ を指定します。このリリースイメージで、クラスターの作成に使用される Red Hat OpenShift Container Platform イメージのバージョンを特定します。使用するバージョンが利用可能な場合は、イメージの一覧からイメージを選択できます。使用するイメージが標準イメージではない場合は、使用するイメージへの url を入力できます。リリースイメージの詳細は、「リリースイメージ 」を参照してください。
- 利用可能な接続一覧から、お使いのプロバイダー接続を選択します。プロバイダー接続が設定されていない場合や、新規のプロバイダー接続を設定する場合には、Add connection を参照してください。プロバイダー接続の作成に関する詳細は、「Microsoft Azure のプロバイダー接続の作成」を参照してください。
- Azure アカウントに設定したベースドメイン情報を入力します。選択したプロバイダー接続にベースドメインが紐付けされている場合には、その値がこのフィールドに設定されます。値を上書きすると変更できます。詳細は、Configuring a custom domain name for an Azure cloud service を参照してください。この名前はクラスターのホスト名で使用されます。
- クラスターに関連付ける Label を追加します。これらのラベルは、クラスターを特定し、検索結果を絞り込むのに役立ちます。
クラスターの ノードプール を設定します。
ノードプールは、クラスターに使用されるノードの場所とサイズを定義します。
Region は、ノードの地理的な配置場所を指定します。リージョンが近くにある場合にはパフォーマンスの速度が向上しますが、リージョンの距離が離れると、より分散されます。
- マスタープール: マスタープールには、クラスター向けに作成されたマスターノードが 3 つあります。マスターノードは、クラスターアクティビティーの管理を共有します。より分散されているマスターノードグループでは、リージョンで複数のゾーンを選択できます。インスタンスの作成後にインスタンスのタイプやサイズを変更できますが、このセクションで指定することもできます。デフォルト値は、ルートストレージ 512 GiB の Standard_D2s_v3 - 2 vCPU, 8 GiB RAM - General Purpose です。
- ワーカープール: ワーカープールに 1 つまたは複数のワーカーノードを作成し、クラスターのコンテナーワークロードを実行できます。ワーカーノードは、ワーカープール 1 つに所属することも、複数のワーカープールに分散させることもできます。
- オプション: クラスターネットワークオプションを設定します。
- オプション: クラスターのラベルを設定します。
Create をクリックします。作成およびインポートプロセスを完了すると、クラスターの詳細を表示できます。
注記: クラスターのインポートには、クラスターの詳細で提示された
kubectl
コマンドを実行する必要はありません。クラスターを作成すると、Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes で管理されるように自動的に設定されます。