1.7. 以前のバージョンからの移行

1.7.1. 1.0 から 2.0 への移行

Red Hat Advanced Cluster Management バージョン 1.0 からバージョン 2.0 へのアップグレードはサポートされていません。Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes 1.0 のテクノロジープレビューバージョンから、一般公開バージョン 2.0 に 移行 する場合は、バージョン 1.0 を手作業で削除して、バージョン 2.0 をインストールする必要があります。バージョン 1.0 からバージョン 2.0 に移行するには、以下の手順を実行します。

  1. Red Hat Advanced Cluster Management ハブクラスターから各マネージドクラスターの割り当てを解除してから、ハブクラスターをアンインストールします。マネージドクラスターの削除方法に関する詳細は、「マネージメントからのクラスターの削除」を参照してください。
  2. 「アンインストール」の手順を実行して、Red Hat Advanced Cluster Management バージョン 1.0 を アンインストール します。
  3. 「ネットワーク 接続時のオンラインインストール」の手順を実行して、Red Hat Advanced Cluster Management バージョン 2.0 をインストール します。

    バージョン 2.0 のインストール時に、「自動アップグレード」を選択して、今後、同じメジャーリリース内でのバージョンの自動アップグレードを有効にできます。手動でのアップグレードを希望する場合には、手動アップグレード を選択できます。上記のオプションに関する以下の定義を参照してください。

    • 自動アップグレード: Red Hat Advanced Cluster Management Operator のインストール時に自動アップグレードを選択した場合には、Operator Lifecycle Manager は互換性のあるアップグレードが利用可能になるとバージョンを自動的にアップグレードします。この手法では、常に最新の修正を含む Operator の最新バージョンが使用されるようになります。
    • 手動アップグレード: Red Hat Advanced Cluster Management Operator のインストール時に手動アップグレードを選択した場合には、クラスター管理者がアップグレードのタイミングを決定します。

      互換性のあるアップグレードが利用可能になると、Operator Lifecycle Manager によりアップグレード要求が作成されます。クラスター管理者が、対象バージョンへのアップグレード要求を承認する必要があります。

  4. ハブクラスターへのターゲットのマネージドクラスターのインポート」の手順を実行して、バージョン 2.0 ハブクラスターにクラスターをインポートします。

Operator のアップグレードの詳細は、「Operator のクラスターへの追加」を参照してください。