第12章 有料プランのプロビジョニング

API (プロダクトまたはバックエンドのいずれか) を収益化する最も一般的な方法の 1 つは、使用量に応じたサブスクリプション料を定義することです。本セクションでは、アプリケーションプランを使用して課金レイヤーをプロビジョニングする方法、および有料プランを設定する方法について説明します。プロダクトおよびバックエンドレベルに加えて、アカウントレベルで課金ルールを適用することもできます。これらのトピックは、本章の以降の項目で説明します。

12.1. 課金モデルの決定

初めに決めなければならないことは、課金モデルでレイヤー間を区別する方法です。レイヤーは、ボリュームまたは使用量、API 機能、他のリソースへのアクセス、またはこれらの組み合わせに関連付けることができます。

  • ボリューム/使用量。ボリュームに基づいてレイヤー間を区別するのが最も一般的な方法です。通常ボリュームは、顧客に提供する価値およびサービスのコストと強い相関があるためです。プロダクトへの呼び出しにグローバルなヒットカウントを適用することや、メソッドレベルでより細かな粒度の測定を適用することができます。ボリュームドライバー は、グローバルな hits メトリクスレベルで、または hits 下の個々のメソッドに適用されます。どのメトリクスにも、複数の課金ルールを適用することができます。ヒット数の計算は、1 カ月の請求サイクルにわたって累積される点に注意してください。
  • 機能。レイヤーに応じて、プロダクトの特定部分へのアクセスを有効または無効にすることができます。これは、標準レベルとプレミアムレベルを区別するのに適した手法です。
  • リソース。他のリソース (顧客に価値を提供したり、ご自分のインフラストラクチャーでの費用発生の原因になったりする) へのアクセスに基づいて、レイヤーを作成することもできます。リソースの例としては、消費した帯域幅のギガビット数、ユーザーの数、またはトランザクションの値などが挙げられます。リソースドライバー はボリュームドライバーと類似していますが、カスタムメトリクスに適用されます。

課金ドライバーを決定したら、レイヤーが定額サブスクリプション、変動レート、または 1 回限りの前払い料金のいずれに基づくかを決定する必要があります。上記の 3 つの課金ドライバーは、すべて1 回限りの前払い料金または 1 カ月の定額サブスクリプションに対応しています。ヒット数またはリソースの消費量に基づいて課金することを選択した場合には、当然課金は変動要素を持ちます。