4.2. オンプレミス型 3scale インスタンス

オンプレミス型 3scale インスタンスの場合、API バックエンド環境を管理するために 3scale を設定する方法は複数あります。

  • API バックエンド環境ごとに個別の 3scale インスタンス
  • マルチテナンシー 機能を使用する単一の 3scale インスタンス

4.2.1. 環境ごとの 3scale インスタンスの分離

このアプローチでは、API バックエンド環境ごとに個別の 3scale インスタンスがデプロイされます。このアーキテクチャーの利点は、各環境が互いに分離されるため、共有するデータベースやその他のリソースがないことです。たとえば、ある環境で行われる負荷テストは、他の環境のリソースには影響しません。

注記

このインストールの分離は上記のような利点がありますが、より多くの運用リソースとメンテナーンスが必要になります。これらの追加リソースは、OpenShift 管理レイヤーで必要になりますが、3scale レイヤーで必要になるとは限りません。