4.5. ActiveDoc の API キー自動入力

API キーの自動入力は、3scale ActiveDocs の OAS に対する有用な拡張機能です。x-data-threescale-name フィールドには、API 認証モードに応じて以下の値を定義できます。

  • user_keys: API キー認証のみを使用するサービスのアプリケーションのユーザーキーを返します。
  • app_ids: アプリケーション ID/アプリケーションキーを使用するサービスのアプリケーションの ID を返します。後方互換のために、OAuth と OpenID Connect もサポートされています。
  • app_keys: アプリケーション ID/アプリケーションキーを使用するサービスのアプリケーションのキーを返します。後方互換のために、OAuth と OpenID Connect もサポートされています。

API キー認証の例

API キー認証のみの場合に "x-data-threescale-name": "user_keys" を使用する例を以下に示します。

"parameters": [
  {
    "name": "user_key",
    "description": "Your access API Key",
    "type": "string",
    "in": "query",
    "x-data-threescale-name": "user_keys",
    "required": true
  },
]
アプリケーション ID/アプリケーションキー認証の例

x-data-threescale-name フィールドは OAS エクステンションで、ActiveDocs 以外のユースケースでは無視されます。

アプリケーション ID/アプリケーションキー認証モードの場合には、アプリケーション ID を表すパラメーターには "x-data-threescale-name": "app_ids" を指定し、アプリケーションキーを表すパラメーターには "x-data-threescale-name": "app_keys" を指定します。

パラメーターの宣言後、ActiveDocs は自動的に、ActiveDocs ユーザーにデベロッパーポータルにログインしてキーを取得するよう求めます (以下のスクリーンショットを参照)。

Auto-fill when not logged-in

ユーザーがすでにログインしている場合は、ActiveDocs は該当する可能性のある直近 5 つのキーを表示します。これにより、キーをコピー/ペーストせずにすぐテストすることができます。

Auto-fill when logged-in