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8.5. 3scale OpenAPI カスタムリソースのデプロイ
OpenAPI
カスタムリソース(CR)は、開発者ポータルの ActiveDocs に使用できる OpenAPI Specification(OAS)ドキュメントをインポートする1つの方法です。OAS は、API に特定のプログラミング言語を使用することに縛られない標準です。人間とコンピューターは、ソースコードのアクセス、ドキュメント、またはネットワークトラフィックの検査なしに API プロダクトの機能をより簡単に理解することができます。
前提条件
- オンプレミス型 3scale 2.11 インスタンスの管理者権限を持つユーザーアカウント
- API を定義する OAS ドキュメント
-
OpenAPI
CR がテナントにリンクする方法に関する理解
8.5.1. シークレットから OAS ドキュメントをインポートする 3scale OpenAPI カスタムリソースのデプロイ
3scale バックエンド および プロダクト を作成できるように、OpenAPI
カスタムリソース(CR)をデプロイします。
Operator はシークレットのコンテンツのみを読み取ります。Operator はシークレットのフィールド名を読み取りません。
前提条件
3scale operator がカスタムリソースが にリンクするテナントを識別する方法 を理解している必要があります。
手順
OAS ドキュメントが含まれるシークレットを定義します。たとえば、以下の内容で
myoasdoc1.yaml
を作成することができます。openapi: "3.0.2" info: title: "some title" description: "some description" version: "1.0.0" paths: /pet: get: operationId: "getPet" responses: 405: description: "invalid input"
シークレットを作成します。以下は例になります。
$ oc create secret generic myoasdoc1 --from-file myoasdoc1.yaml secret/myoasdoc1 created
OpenAPI
CR を定義します。OAS ドキュメントが含まれるシークレットへの参照を指定するようにしてください。たとえば、myopenapicr1.yaml
ファイルを作成することができます。apiVersion: capabilities.3scale.net/v1beta1 kind: OpenAPI metadata: name: myopenapicr1 spec: openapiRef: secretRef: name: myoasdoc1
前のステップで定義したリソースを作成します。以下は例になります。
$ oc create -f myopenapicr1.yaml
この例では、以下のような出力になります。
openapi.capabilities.3scale.net/myopenapicr1 created