29.3. サービスディスカバリーを有効にするための OpenShift 設定に関する考慮事項
3scale の管理者は、Open Authorization (OAuth) サーバーの使用/不使用とは独立に、2 とおりの方法でサービスディスカバリーを設定することができます。
OAuth サーバーと共に 3scale サービスディスカバリーを設定する場合、ユーザーが 3scale にサインインした際のフローは以下のとおりです。
- ユーザーが OAuth サーバーにリダイレクトされる。
- ユーザーがまだ OAuth サーバーにログインしていなければ、ログインを求められる。
- ユーザーが 3scale のサービスディスカバリーと SSO の組み合わせを初めて実装する場合には、OAuth サーバーは必要なアクションを実行するために承認を要求する。
- ユーザーが再度 3scale にリダイレクトされる。
OAuth サーバー と組み合わせてサービスディスカバリーを設定する場合には、以下のオプションがあります。
OAuth サーバーと組み合わせずにサービスディスカバリーを設定する 場合、ユーザーが 3scale にサインインしてもリダイレクトされません。その代わりに、サービスディスカバリーのために、3scale Single Service Account がクラスターに対してシームレスに認証を行います。3scale を通じて API サービスを検出する間、すべての 3scale テナント管理ユーザーはクラスターに対して同じアクセスレベルを持ちます。