2.3. クラスターの個々のアップグレードのスケジュール

OpenShift Cluster Manager を使用して、OpenShift Dedicated クラスターを手動で 1 回アップグレードできます。

手順

  1. OpenShift Cluster Manager で、クラスターリストからクラスターを選択します。
  2. Upgrade settings タブをクリックして、アップグレード Operator にアクセスします。Details の見出しの下にあるクラスターバージョンの横の Update をクリックして、Overview タブからクラスターを更新することもできます。
  3. 個別のアップグレードをスケジュールするには、Individual updates を選択します。
  4. Update Status ボックスの Update をクリックします。
  5. クラスターをアップグレードするバージョンを選択します。推奨されるクラスターのアップグレードが UI に表示されます。利用可能な各アップグレードバージョンの詳細については、View release notes をクリックしてください。
  6. 承認が必要な更新バージョンを選択した場合は、管理者承認を指定し、Approve and continue をクリックします。
  7. Next をクリックします。
  8. アップグレードをスケジュールするには、以下を実行します。

    • 今から 1 時間以内にアップグレードするには、Upgrade now をクリックします。
    • Schedule a different time をクリックし、クラスターをアップグレードする日時を指定します。
  9. Next をクリックします。
  10. アップグレードポリシーを確認し、Confirm upgrade をクリックします。
  11. クラスターのアップグレードがスケジュールされると、確認が表示されます。Close をクリックします。
  12. オプション: ドロップダウンリストから指定された時間を選択して、Node draining の猶予期間を設定します。デフォルトで 1 hour の猶予期間が設定されています。

Overview タブのクラスターバージョンの横にある UI に、アップグレードがスケジュールされていることが示されます。View details をクリックして、アップグレードの詳細を表示します。スケジュールされたアップグレードをキャンセルする必要がある場合は、View Details ポップアップから Cancel this upgrade をクリックします。

同じアップグレードの詳細は、Upgrade status ボックスの下の Upgrade settings タブで確認できます。スケジュールされたアップグレードをキャンセルする必要がある場合は、Upgrade status ボックスで Cancel this upgrade をクリックします。

警告

OpenShift Dedicated で CVE またはその他の重大な問題が見つかった場合、修正がリリースされてから 48 時間以内にすべてのクラスターがアップグレードされます。修正が利用可能になると、その時点から 48 時間以内の希望する最も早い時間に、アップグレードが自動的に開始されることが通知されます。定期的なアップグレードを開始する前であれば、いつでも手動でアップグレードできます。