5.13. ブローカーの作成

Knative は、デフォルトのチャネルベースのブローカー実装を提供します。このチャネルベースのブローカーは、開発およびテストの目的で使用できますが、実稼働環境での適切なイベント配信の保証は提供しません。

クラスター管理者がデフォルトのブローカータイプとして Kafka を使用するように OpenShift Serverless デプロイメントを設定している場合、デフォルト設定を使用してブローカーを作成すると、Kafka ベースのブローカーが作成されます。

OpenShift Serverless デプロイメントが Kafka ブローカーをデフォルトのブローカータイプとして使用するように設定されていない場合、以下の手順でデフォルト設定を使用すると、チャネルベースのブローカーが作成されます。

5.13.1. Knative CLI を使用したブローカーの作成

ブローカーはトリガーと組み合わせて、イベントをイベントソースからイベントシンクに配信できます。ブローカーを作成するために Knative (kn) CLI を使用すると、YAML ファイルを直接修正するよりも合理的で直感的なユーザーインターフェイスが得られます。kn broker create コマンドを使用して、ブローカーを作成できます。

前提条件

  • OpenShift Serverless Operator および Knative Eventing が OpenShift Dedicated クラスターにインストールされている。
  • Knative (kn) CLI をインストールしている。
  • OpenShift Dedicated でアプリケーションおよび他のワークロードを作成するために、プロジェクトを作成しているか、適切なロールおよびパーミッションが割り当てられたプロジェクトにアクセスできる。

手順

  • ブローカーを作成します。

    $ kn broker create <broker_name>

検証

  1. kn コマンドを使用して、既存のブローカーを一覧表示します。

    $ kn broker list

    出力例

    NAME      URL                                                                     AGE   CONDITIONS   READY   REASON
    default   http://broker-ingress.knative-eventing.svc.cluster.local/test/default   45s   5 OK / 5     True

  2. オプション: OpenShift Dedicated Web コンソールを使用している場合、Developer パースペクティブの Topology ビューに移動し、ブローカーが存在することを確認できます。

    View the broker in the web console Topology view