6.2.2.2. Kafka ブローカーの SASL 認証の設定

Simple Authentication and Security Layer (SASL) は、Apache Kafka が認証に使用します。クラスターで SASL 認証を使用する場合、ユーザーは Kafka クラスターと通信するために Knative に認証情報を提供する必要があります。そうしないと、イベントを生成または消費できません。

前提条件

  • OpenShift Dedicated でのクラスターまたは Dedicated 管理者パーミッションがある。
  • OpenShift Serverless Operator、Knative Eventing、および KnativeKafka CR は OpenShift Dedicated クラスターにインストールされます。
  • OpenShift Dedicated でアプリケーションおよび他のワークロードを作成するために、プロジェクトを作成しているか、適切なロールおよびパーミッションが割り当てられたプロジェクトにアクセスできる。
  • Kafka クラスターのユーザー名およびパスワードがある。
  • 使用する SASL メカニズムを選択している (例: PLAINSCRAM-SHA-256、または SCRAM-SHA-512)。
  • TLS が有効にされている場合、Kafka クラスターの ca.crt 証明書ファイルも必要になります。
  • OpenShift CLI (oc) をインストールしている。

手順

  1. 証明書ファイルを knative-eventing namespace にシークレットファイルとして作成します。

    $ oc create secret -n knative-eventing generic <secret_name> \
      --from-literal=protocol=SASL_SSL \
      --from-literal=sasl.mechanism=<sasl_mechanism> \
      --from-file=ca.crt=caroot.pem \
      --from-literal=password="SecretPassword" \
      --from-literal=user="my-sasl-user"
    • キー名に ca.crtpassword、および sasl.mechanism を使用します。これらの値は変更しないでください。
    • パブリック CA 証明書で SASL を使用する場合は、シークレットの作成時に ca.crt 引数ではなく tls.enabled=true フラグを使用する必要があります。以下に例を示します。

      $ oc create secret -n <namespace> generic <kafka_auth_secret> \
        --from-literal=tls.enabled=true \
        --from-literal=password="SecretPassword" \
        --from-literal=saslType="SCRAM-SHA-512" \
        --from-literal=user="my-sasl-user"
  2. KnativeKafka CR を編集し、broker 仕様にシークレットへの参照を追加します。

    apiVersion: operator.serverless.openshift.io/v1alpha1
    kind: KnativeKafka
    metadata:
      namespace: knative-eventing
      name: knative-kafka
    spec:
      broker:
        enabled: true
        defaultConfig:
          authSecretName: <secret_name>
    ...