5.13.2. トリガーのアノテーションによるブローカーの作成

ブローカーはトリガーと組み合わせて、イベントをイベントソースからイベントシンクに配信できます。eventing.knative.dev/injection: enabled アノテーションを Trigger オブジェクトに追加してブローカーを作成できます。

重要

knative-eventing-injection: enabled アノテーションを使用してブローカーを作成する場合、クラスター管理者パーミッションなしにこのブローカーを削除することはできません。クラスター管理者が最初にこのアノテーションを削除せずにブローカーを削除する場合、ブローカーは削除後に再び作成されます。

前提条件

  • OpenShift Serverless Operator および Knative Eventing が OpenShift Dedicated クラスターにインストールされている。
  • OpenShift CLI (oc) をインストールしている。
  • OpenShift Dedicated でアプリケーションおよび他のワークロードを作成するために、プロジェクトを作成しているか、適切なロールおよびパーミッションが割り当てられたプロジェクトにアクセスできる。

手順

  1. Trigger オブジェクトを、eventing.knative.dev/injection: enabled アノテーションを付けて YAML ファイルとして作成します。

    apiVersion: eventing.knative.dev/v1
    kind: Trigger
    metadata:
      annotations:
        eventing.knative.dev/injection: enabled
      name: <trigger_name>
    spec:
      broker: default
      subscriber: 1
        ref:
          apiVersion: serving.knative.dev/v1
          kind: Service
          name: <service_name>
    1
    トリガーがイベントを送信するイベントシンクまたは サブスクライバー の詳細を指定します。
  2. Trigger YAML ファイルを適用します。

    $ oc apply -f <filename>

検証

oc CLI を使用してブローカーが正常に作成されていることを確認するか、または Web コンソールの Topology ビューでこれを確認できます。

  1. 以下の oc コマンドを入力してブローカーを取得します。

    $ oc -n <namespace> get broker default

    出力例

    NAME      READY     REASON    URL                                                                     AGE
    default   True                http://broker-ingress.knative-eventing.svc.cluster.local/test/default   3m56s

  2. オプション: OpenShift Dedicated Web コンソールを使用している場合、Developer パースペクティブの Topology ビューに移動し、ブローカーが存在することを確認できます。

    View the broker in the web console Topology view