第2章 クラスターロギングおよび Elasticsearch Operator のインストール

2.1. クラスターロギングおよび Elasticsearch Operator のインストール

OpenShift Dedicated コンソールを使用し、クラスターロギングおよび Elasticsearch Operator のインスタンスをデプロイしてクラスターロギングをインストールできます。Cluster Logging Operator はロギングスタックのコンポーネントを作成し、管理します。Elasticsearch Operator は、クラスターロギングによって使用される Elasticsearch クラスターを作成し、管理します。

注記

OpenShift Dedicated クラスターロギングソリューションでは、Cluster Logging Operator と Elasticsearch Operator の両方をインストールする必要があります。Cluster Logging Operator のインスタンスをデプロイする場合、これは Elasticsearch Operator のインスタンスもデプロイします。

OpenShift Dedicated クラスターには、クラスターロギング用に Elasticsearch をデプロイするために排他的に使用できる 600 GiB の永続ストレージが含まれます。

Elasticsearch はメモリー集約型アプリケーションです。それぞれの Elasticsearch ノードには、メモリー要求および制限の両方に 8G のメモリーが必要です。各 Elasticsearch ノードはこれより低い値のメモリー設定でも動作しますが、これは実稼働環境でのデプロイメントには推奨されません。

手順

  1. OperatorHub から Elasticsearch Operator をインストールします。

    1. OpenShift Dedicated Web コンソールで、OperatorsOperatorHub をクリックします。
    2. 利用可能な Operator の一覧から Elasticsearch を選択し、Install をクリックします。
    3. Create Operator Subscription ページの A specific namespace on the cluster の下で openshift-logging を選択します。次に、Subscribe をクリックします。
  2. OperatorHub からクラスターロギング Operator をインストールします。

    1. OpenShift Dedicated Web コンソールで、OperatorsOperatorHub をクリックします。
    2. 利用可能な Operator の一覧から Cluster Logging を選択し、Install をクリックします。
    3. Create Operator Subscription ページの A specific namespace on the cluster の下で openshift-logging を選択します。次に、Subscribe をクリックします。
  3. Operator のインストールを確認します。

    1. OperatorsInstalled Operators ページに切り替えます。
    2. Cluster Logging および Elasticsearch Operator が StatusInstallSucceeded の状態で openshift-logging プロジェクトに一覧表示されていることを確認します。

      注記

      インストール時に、Operator は Failed ステータスを表示する可能性があります。その後に Operator が InstallSucceeded メッセージと共にインストールされる場合、Failed メッセージを安全に無視することができます。

      いずれかの Operator がインストール済みとして表示されない場合に、さらにトラブルシューティングを行うには、以下を実行します。

      • OperatorsInstalled Operators ページに切り替え、Status 列でエラーまたは失敗の有無を確認します。
      • WorkloadsPods ページに切り替え、 openshift-logging プロジェクトの各 Pod で問題を報告しているログの有無を確認します。
  4. クラスターロギングインスタンスを作成し、デプロイします。

    1. OperatorsInstalled Operators ページに切り替えます。
    2. インストールされた Cluster Logging Operator をクリックします。
    3. Overview タブで、Create Instance をクリックします。以下の YAML 定義を表示されるウィンドウに貼り付けます。

      クラスターロギングのカスタムリソース (CR)

      apiVersion: "logging.openshift.io/v1"
      kind: "ClusterLogging"
      metadata:
        name: "instance"
        namespace: "openshift-logging"
      spec:
        managementState: "Managed"
        logStore:
          type: "elasticsearch"
          elasticsearch:
            nodeCount: 3
            storage:
              storageClassName: "gp2"
              size: "200Gi"
            redundancyPolicy: "SingleRedundancy"
            nodeSelector:
              node-role.kubernetes.io/worker: ""
            resources:
              requests:
                memory: 8G
        visualization:
          type: "kibana"
          kibana:
            replicas: 1
            nodeSelector:
              node-role.kubernetes.io/worker: ""
        curation:
          type: "curator"
          curator:
            schedule: "15 * * * *"
            nodeSelector:
              node-role.kubernetes.io/worker: ""
        collection:
          logs:
            type: "fluentd"
            fluentd: {}
            nodeSelector:
              node-role.kubernetes.io/worker: ""

    4. Create をクリックし、クラスターロギングおよび Elasticsearch カスタムリソースを作成するロギングインスタンスをデプロイします。
  5. クラスターロギングインスタンスの Pod がデプロイされていることを確認します。

    1. WorkloadsPods ページに切り替えます。
    2. openshift-logging プロジェクトを選択します。

      以下の一覧のようなクラスターロギング、Elasticsearch、Fluentd、および Kibana のいくつかの Pod が表示されるはずです。

      • cluster-logging-operator-cb795f8dc-xkckc
      • elasticsearch-cdm-b3nqzchd-1-5c6797-67kfz
      • elasticsearch-cdm-b3nqzchd-2-6657f4-wtprv
      • elasticsearch-cdm-b3nqzchd-3-588c65-clg7g
      • fluentd-2c7dg
      • fluentd-9z7kk
      • fluentd-br7r2
      • fluentd-fn2sb
      • fluentd-pb2f8
      • fluentd-zqgqx
      • kibana-7fb4fd4cc9-bvt4p
  6. OpenShift Dedicated Web コンソールの MonitoringLogging ページからクラスターロギングインターフェース Kibanaにアクセスします。