5.6.5.2. ユーザー定義プロジェクトのアラートルールの作成

ユーザー定義のプロジェクトについてアラートルールを作成できます。これらのアラートルールは、選択したメトリクスの値に基づいてアラートを実行します。

前提条件

  • ユーザー定義プロジェクトのモニタリングを有効にしている。
  • アラートルールを作成する必要のある namespace の monitoring-rules-edit ロールを持つユーザーとしてログインします。
  • OpenShift CLI (oc) がインストールされている。

手順

  1. アラートルールの YAML ファイルを作成します。この例では、example-app-alerting-rule.yaml という名前です。
  2. アラートルール設定を YAML ファイルに追加します。以下に例を示します。

    注記

    アラートルールの作成時に、同じ名前のルールが別のプロジェクトにある場合に、プロジェクトのラベルがこのアラートルールに対して適用されます。

    apiVersion: monitoring.coreos.com/v1
    kind: PrometheusRule
    metadata:
      name: example-alert
      namespace: ns1
    spec:
      groups:
      - name: example
        rules:
        - alert: VersionAlert
          expr: version{job="prometheus-example-app"} == 0

    この設定により、example-alert という名前のアラートルールが作成されます。アラートルールは、サンプルサービスによって公開される version メトリクスが 0 になるとアラートを実行します。

    重要

    ユーザー定義のアラートルールには、独自のプロジェクトおよびクラスターメトリクスのメトリクスを含めることができます。別のユーザー定義プロジェクトのメトリクスを含めることはできません。

    たとえば、ユーザー定義プロジェクトの ns1 のアラートルールには、ns1、および CPU およびメモリーメトリクスなどのクラスターメトリクスなどを含めることができます。ただし、ルールには ns2 からのメトリクスを含めることはできません。

    さらに、openshift-* コア OpenShift Dedicated プロジェクトのアラートルールを作成することはできません。デフォルトで OpenShift Dedicated モニタリングは、これらのプロジェクトのアラートルールのセットを提供します。

  3. 設定ファイルをクラスターに適用します。

    $ oc apply -f example-app-alerting-rule.yaml

    アラートルールの作成には多少時間がかかります。