スタートガイド

OpenShift Dedicated 4

OpenShift Dedicated のスタートガイド

概要

OpenShift Dedicated クラスターのスタートガイド

第1章 クイックスタート

このクイックスタートでは、クラスターの作成とプロビジョニング、ユーザーの追加、最初のアプリケーションのデプロイ、およびクラスターのスケーリングと削除の方法を説明します。

1.1. クラスターの作成

Red Hat が所有するクラウドプロバイダーアカウントにデプロイされる標準の OpenShift Dedicated クラスターを迅速に作成できます。

手順

  1. OpenShift Cluster Manager(OCM) にログインします。
  2. Create ClusterRed Hat OpenShift DedicatedCreate Clusters をクリックします。
  3. クラウドインフラストラクチャープロバイダーを選択します。
  4. 課金モデルに Standard を選択します。
  5. クラスター名 を入力します。
  6. Region を選択し、Single zone または Multizone を選択します。
  7. Compute node instance type および Compute node count を選択します。利用可能なノード数および種類は、OpenShift Dedicated のサブスクリプションによって異なります。
  8. 任意手順: Edit node labels を展開してラベルをノードに追加します。Add label をクリックして、さらにノードラベルを追加します。
  9. デプロイされたクラスターに設定する Persistent Storage および Load Balancer の量を選択するか、デフォルトを受け入れます。
  10. Basic Network 設定がデフォルトで選択されます。この設定により、デフォルト値を使用してクラスターの新規の VPC が作成されます。
  11. クラスターの更新方法を選択します。Manual がデフォルトで選択されます。新規バージョンが利用可能になるとクラスターを自動的にアップグレードするには、自動 オプションを選択します。自動アップグレードを選択する場合は、アップグレードを開始するために、曜日と時間 (UTC) を指定する必要があります。
  12. オプション: クラスターのアップグレード時に Node Draining の猶予期間を設定できます。デフォルトでは 1 時間 の猶予期間が設定されます。
  13. Create cluster をクリックします。クラスター作成プロセスが開始され、完了するまでに 30 - 40 分かかります。

検証

  • Overview タブの Installing cluster という見出しは、クラスターがインストール中であることを示し、この見出しからインストールログを確認できます。Details 見出しの Status インディケーターは、クラスターが使用できる Ready 状態であるかを示します。

1.2. アイデンティティープロバイダーの設定

OpenShift Dedicated クラスターの作成後に、アイデンティティープロバイダーを設定して、ユーザーがクラスターにアクセスする方法を決定する必要があります。この例では、GitHub アイデンティティープロバイダーを設定します。

警告

GitHub 認証を設定することによって、ユーザーは GitHub 認証情報を使用して OpenShift Dedicated にログインできます。GitHub ユーザー ID を持つすべてのユーザーが OpenShift Dedicated クラスターにログインできないようにするために、アクセスを特定の GitHub 組織またはチームのユーザーに制限する必要があります。

前提条件

  • OAuth アプリケーションは、GitHub 組織管理者によって GitHub 組織設定内に直接作成する必要があります。
  • GitHub 組織またはチームが GitHub アカウントに設定されている必要があります。

手順

  1. Clusters ページに移動し、アイデンティティープロバイダーを設定する必要のあるクラスターを選択します。
  2. Access control タブをクリックします。
  3. Add identity provider をクリックします。

    注記

    クラスターの作成後に表示される警告メッセージの Add Oauth configuration リンクをクリックして、アイデンティティープロバイダーを設定することもできます。

  4. ドロップダウンメニューから GitHub を選択します。
  5. アイデンティティープロバイダーの一意の名前を入力します。この名前は後で変更することはできません。

    • OAuth callback URL は提供されるフィールドに自動的に生成されます。これを使用して GitHub アプリケーションを登録します。

      https://oauth-openshift.apps.<cluster_name>.<cluster_domain>/oauth2callback/<idp_provider_name>

      以下は例になります。

      https://oauth-openshift.apps.example-openshift-cluster.com/oauth2callback/github/
  6. アプリケーションを GitHub に登録します
  7. OpenShift Dedicated に戻り、ドロップダウンメニューからマッピング方法を選択します。ほとんどの場合、Claim が推奨されます。
  8. GitHub から提供される Client ID および Client secret を入力します。
  9. hostname を入力します。GitHub Enterprise のホステッドインスタンスを使用する場合は、ホスト名を入力する必要があります。
  10. 任意手順: 認証局 (CA) ファイルを使用して、設定された GitHub Enterprise URL のサーバー証明書を検証できます。Browse をクリックして CA ファイル を見つけ、これをアイデンティティープロバイダーに割り当てます。
  11. Use organizations または Use teams を選択し、アクセスを特定の GitHub 組織または GitHub チームに制限します。
  12. アクセスを制限する組織またはチームの名前を入力します。Add more をクリックして、ユーザーが所属できる複数の組織またはチームを指定します。
  13. Confirm をクリックします。

検証

  • 設定されたアイデンティティープロバイダーが Clusters ページの Access control タブに表示されるようになりました。

1.3. ユーザーの追加

管理者ロールは、クラスター上の dedicated-admins グループを使用して管理されます。OpenShift Cluster Manager (OCM) からユーザーを追加し、削除することができます。

手順

  1. Clusters ページに移動し、ユーザーを追加するクラスターを選択します。
  2. Access control タブをクリックします。
  3. Cluster administrative users 見出しで、Add User をクリックします。
  4. 追加するユーザー ID を入力します。
  5. Add user をクリックします。

検証

  • これで、Cluster administrative users 見出しの下にユーザーが一覧表示されます。

1.4. クラスターへのアクセス

アイデンティティープロバイダーを設定したら、ユーザーは OpenShift Cluster Manager (OCM) からクラスターにアクセスできます。

前提条件

  • クラスターが作成済みである。
  • アイデンティティープロバイダーがクラスター用に設定されている。

手順

  1. OpenShift Cluster Manager (OCM) で、アクセスするクラスターをクリックします。
  2. Open Console をクリックします。
  3. アイデンティティープロバイダーをクリックし、クラスターにログインするためのクレデンシャルを指定します。

検証

  • クラスターにアクセスすると、OpenShift Dedicated クラスターのコンソールに移動します。

1.5. OpenShift サービスカタログを使用したアプリケーションのデプロイ

OpenShift Web コンソールから、組み込みサービスカタログアプリのいずれかをデプロイし、ルートでアプリケーションを公開できます。

前提条件

  • アクティブな状態で稼働しているクラスター。

手順

  1. OpenShift Cluster Manager (OCM) から Open console をクリックします。
  2. Administrator パースペクティブのサイドナビゲーションメニューから HomeProjects をクリックし、Create Project をクリックします。
  3. プロジェクトの名前を入力します。任意手順: Display Name および Description を追加します。Create をクリックします。
  4. サイドナビゲーションメニューから Developer パースペクティブに切り替え、アプリケーションを作成します。
  5. サイドナビゲーションメニューの +Add をクリックします。Add pane メニューバーから、Project が先ほど作成したものであることを確認します。
  6. From Catalog をクリックします。ペインに Developer Catalog が開きます。
  7. ペインのナビゲーションメニューから LanguagesJavaScript をクリックします。
  8. Node.js をクリックしてから Create Application をクリックします。Node.js を選択すると、Create Source-to-Image Application ペインが開きます。

    注記

    Clear All Filters をクリックして Node.js オプションを表示する必要がある場合があります。

  9. Git セクションで Try Sample をクリックします。
  10. スクロールして Deployment および Create a route to the application が選択されていることを確認します。
  11. Create をクリックします。Pod のデプロイには数分かかります。
  12. 任意手順: Topology ペインから Pod のステータスを確認できます。nodejs アプリケーションをクリックして、サイドバーを確認します。nodejs ビルドが完了し、nodejs Pod が Running 状態であることを確認して継続する必要があります。
  13. デプロイメントが完了したら、以下のような形式のルートロケーション URL をクリックします。

    http://nodejs-<project>.<cluster_name>-<hash>.<region>.containers.appdomain.cloud

    ブラウザーの新しいタブが開き、以下のようなメッセージが表示されます。

    Welcome to your Node.js application on OpenShift
  14. 任意手順: 作成したリソースをクリーンアップするには、パースペクティブスイッチャーから Administrator を選択し、HomeProjects に移動し、プロジェクトのアクションメニューをクリックし、Delete Project をクリックします。

1.6. クラスターのスケーリング

OpenShift Cluster Manager (OCM) から OpenShift Dedicated クラスターをスケーリングできます。

手順

  1. OCM から、サイズを変更するクラスターをクリックします。
  2. ActionsEdit load balancer and persistent storageをクリックします。

    1. ドロップダウンメニューを使用して、スケーリングする ロードバランサー の数を選択します。
    2. ドロップダウンメニューを使用して、スケーリングする Persistent storage 容量を選択します。
    3. Apply をクリックします。スケーリングは自動的に実行されます。
  3. ActionsEdit node count をクリックします。

    1. ドロップダウンメニューを使用して、スケーリングする Machine Pool 設定を選択します。
    2. ドロップダウンメニューを使用して、スケーリングする Node Count を選択します。
    3. Apply をクリックします。スケーリングは自動的に実行されます。

検証

  • Details 見出しの Overview タブで、 Status インディケーターがクラスターが使用できる状態の Ready であることを示します。

1.7. クラスターの削除

OpenShift Cluster Manager (OCM) で OpenShift Dedicated クラスターを削除できます。

手順

  1. OpenShift Cluster Manager (OCM) で、削除するクラスターをクリックします。
  2. ActionsDelete Cluster をクリックします。
  3. 太字で強調表示されているクラスターの名前を入力してから Delete をクリックします。

クラスターの削除は自動的に実行されます。