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5.7.7. AWS EFSによる静的PVの作成
動的プロビジョニングを行わずに、単一のPVとしてAWS EFSボリュームを使用することが可能です。ボリューム全体がポッドにマウントされます。
前提条件
手順
以下のYAMLファイルでPVを作成します。
apiVersion: v1 kind: PersistentVolume metadata: name: efs-pv spec: capacity: 1 storage: 5Gi volumeMode: Filesystem accessModes: - ReadWriteMany - ReadWriteOnce persistentVolumeReclaimPolicy: Retain csi: driver: efs.csi.aws.com volumeHandle: fs-ae66151a 2 volumeAttributes: encryptInTransit: false 3
- 1
spec.capacity
には意味がなく、CSIドライバでは無視されます。PVCへのバインディング時にのみ使用されます。アプリケーションは、ボリュームに任意の量のデータを保存することができます。- 2
volumeHandle
は、AWSで作成したEFSボリュームと同じIDである必要があります。独自のアクセスポイントを提供する場合、volumeHandle
は<EFS volume ID>::<access point ID>
とします。例:fs-6e633ada::fsap-081a1d293f0004630
- 3
- 必要に応じて、転送中の暗号化を無効にすることができます。デフォルトでは、暗号化が有効になっています。
静的PVの設定に問題がある場合は、AWS EFS troubleshootingを参照してください。