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4.7. OpenShift パイプラインのリソース消費の削減

マルチテナント環境でクラスターを使用する場合、各プロジェクトおよび Kubernetes オブジェクトの CPU、メモリー、およびストレージリソースの使用を制御する必要があります。これにより、1 つのアプリケーションがリソースを過剰に消費し、他のアプリケーションに影響を与えるのを防ぐことができます。

結果として作成される Pod に設定される最終的なリソース制限を定義するために、Red Hat OpenShift Pipelines は、それらが実行されるプロジェクトのリソースクォータの制限および制限範囲を使用します。

プロジェクトのリソース消費を制限するには、以下を実行できます。

4.7.1. パイプラインでのリソース消費について

各タスクは、Task リソースの steps フィールドで定義される特定の順序で実行される必要な多数の必要なステップで構成されます。各タスクは Pod として実行され、各ステップは同じ Pod 内のコンテナーとして実行されます。

ステップは一度に 1 つずつ実行されます。タスクを実行する Pod は、一度にタスクの単一コンテナーイメージ (ステップ) を実行するのに十分なリソースのみを要求するため、タスクのすべてのステップについてのリソースを保存しません。

steps 仕様の Resources フィールドは、リソース消費の制限を指定します。デフォルトで、CPU、メモリー、および一時ストレージのリソース要求は、BestEffort (ゼロ) 値またはそのプロジェクトの制限範囲で設定される最小値に設定されます。

ステップのリソース要求および制限の設定例

spec:
  steps:
  - name: <step_name>
    resources:
      requests:
        memory: 2Gi
        cpu: 600m
      limits:
        memory: 4Gi
        cpu: 900m

LimitRange パラメーターおよびコンテナーリソース要求の最小値がパイプラインおよびタスクが実行されるプロジェクトに指定される場合、Red Hat OpenShift Pipelines はプロジェクトのすべての LimitRange 値を確認し、ゼロではなく最小値を使用します。

プロジェクトレベルでの制限範囲パラメーターの設定例

apiVersion: v1
kind: LimitRange
metadata:
  name: <limit_container_resource>
spec:
  limits:
  - max:
      cpu: "600m"
      memory: "2Gi"
    min:
      cpu: "200m"
      memory: "100Mi"
    default:
      cpu: "500m"
      memory: "800Mi"
    defaultRequest:
      cpu: "100m"
      memory: "100Mi"
    type: Container
...