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4.6.2. バージョン付けされていないクラスタータスクとバージョン付けされたクラスタータスクの長所と短所

バージョン付けされていないクラスタータスクまたはバージョン付けされたクラスタータスクを実稼働環境で標準として導入する前に、クラスター管理者はその長所と短所を検討する場合があります。

表4.6 バージョン付けされていないクラスタータスクとバージョン付けされたクラスタータスクの長所と短所

クラスタータスクメリットデメリット

バージョン付けされていないクラスタータスク(NVCT)

  • 最新の更新およびバグ修正でパイプラインをデプロイする場合は、NVCT を使用します。
  • Operator をアップグレードすると、バージョン付けされていないクラスタータスクがアップグレードされます。これは、複数のバージョン付けされたクラスタータスクよりも少ないリソースを消費します。

NVCT を使用するパイプラインをデプロイする場合、自動的にアップグレードされたクラスタータスクが後方互換性を持たない場合、Operator のアップグレード後にそれらが破損する可能性があります。

バージョン付けされたクラスタータスク(VCT)

  • 実稼働で安定したパイプラインが重要視される場合は、VCT を使用します。
  • 新しいバージョンのクラスタータスクがインストールされた後でも、以前のバージョンはクラスターで保持されます。以前のクラスタータスクを引き続き使用できます。
  • 以前のバージョンのクラスタータスクを引き続き使用する場合は、最新の機能と重要なセキュリティー更新が欠落している可能性があります。
  • 動作していない以前のバージョンのクラスタータスクがクラスターリソースを消費します。
  • アップグレードされると、Operator は以前の VCT を管理できません。oc delete clustertask コマンドを使用して、以前の VCT を手動で削除できますが、復元することはできません。