18.6.2. キューステータスの確認

このセクションでは、さまざまなパフォーマンスプロファイルについて、変更の適用を検証する方法を複数例示しています。

例 1

この例では、サポートされている すべて のデバイスの net キュー数は、予約された CPU 数 (2) に設定されます。

パフォーマンスプロファイルの関連セクションは次のとおりです。

apiVersion: performance.openshift.io/v2
metadata:
  name: performance
spec:
  kind: PerformanceProfile
  spec:
    cpu:
      reserved: 0-1  #total = 2
      isolated: 2-8
    net:
      userLevelNetworking: true
# ...
  • 以下のコマンドを使用して、デバイスに関連付けられたキューのステータスを表示します。

    注記

    パフォーマンスプロファイルが適用されたノードで、以下のコマンドを実行します。

    $ ethtool -l <device>
  • プロファイルの適用前にキューのステータスを確認します。

    $ ethtool -l ens4

    出力例

    Channel parameters for ens4:
    Pre-set maximums:
    RX:         0
    TX:         0
    Other:      0
    Combined:   4
    Current hardware settings:
    RX:         0
    TX:         0
    Other:      0
    Combined:   4

  • プロファイルの適用後にキューのステータスを確認します。

    $ ethtool -l ens4

    出力例

    Channel parameters for ens4:
    Pre-set maximums:
    RX:         0
    TX:         0
    Other:      0
    Combined:   4
    Current hardware settings:
    RX:         0
    TX:         0
    Other:      0
    Combined:   2 1

1
チャネルを組み合わせると、すべての サポート対象のデバイスの予約 CPU の合計数は 2 になります。これは、パフォーマンスプロファイルでの設定内容と一致します。

例 2

この例では、サポートされている すべて のネットワークデバイスの net キュー数は、予約された CPU 数 (2) に特定の vendorID を指定して、設定されます。

パフォーマンスプロファイルの関連セクションは次のとおりです。

apiVersion: performance.openshift.io/v2
metadata:
  name: performance
spec:
  kind: PerformanceProfile
  spec:
    cpu:
      reserved: 0-1  #total = 2
      isolated: 2-8
    net:
      userLevelNetworking: true
      devices:
      - vendorID = 0x1af4
# ...
  • 以下のコマンドを使用して、デバイスに関連付けられたキューのステータスを表示します。

    注記

    パフォーマンスプロファイルが適用されたノードで、以下のコマンドを実行します。

    $ ethtool -l <device>
  • プロファイルの適用後にキューのステータスを確認します。

    $ ethtool -l ens4

    出力例

    Channel parameters for ens4:
    Pre-set maximums:
    RX:         0
    TX:         0
    Other:      0
    Combined:   4
    Current hardware settings:
    RX:         0
    TX:         0
    Other:      0
    Combined:   2 1

1
vendorID=0x1af4 であるサポート対象の全デバイスの合計予約 CPU 数は 2 となります。たとえば、vendorID=0x1af4 のネットワークデバイス ens2 が別に存在する場合に、このデバイスも合計で 2 つの net キューを持ちます。これは、パフォーマンスプロファイルでの設定内容と一致します。

例 3

この例では、サポートされている すべて のネットワークデバイスが定義したデバイス ID のいずれかに一致する場合に、そのネットワークデバイスの net キュー数は、予約された CPU 数 (2) に設定されます。

udevadm info コマンドで、デバイスの詳細なレポートを確認できます。以下の例では、デバイスは以下のようになります。

# udevadm info -p /sys/class/net/ens4
...
E: ID_MODEL_ID=0x1000
E: ID_VENDOR_ID=0x1af4
E: INTERFACE=ens4
...
# udevadm info -p /sys/class/net/eth0
...
E: ID_MODEL_ID=0x1002
E: ID_VENDOR_ID=0x1001
E: INTERFACE=eth0
...
  • interfaceNameeth0 のデバイスの場合にnet キューを 2 に、vendorID=0x1af4 を持つデバイスには、以下のパフォーマンスプロファイルを設定します。

    apiVersion: performance.openshift.io/v2
    metadata:
      name: performance
    spec:
      kind: PerformanceProfile
        spec:
          cpu:
            reserved: 0-1  #total = 2
            isolated: 2-8
          net:
            userLevelNetworking: true
            devices:
            - interfaceName = eth0
            - vendorID = 0x1af4
    ...
  • プロファイルの適用後にキューのステータスを確認します。

    $ ethtool -l ens4

    出力例

    Channel parameters for ens4:
    Pre-set maximums:
    RX:         0
    TX:         0
    Other:      0
    Combined:   4
    Current hardware settings:
    RX:         0
    TX:         0
    Other:      0
    Combined:   2 1

    1
    vendorID=0x1af4 であるサポート対象の全デバイスの合計予約 CPU 数は 2 に設定されます。たとえば、vendorID=0x1af4 のネットワークデバイス ens2 が別に存在する場合に、このデバイスも合計で 2 つの net キューを持ちます。同様に、interfaceNameeth0 のデバイスには、合計 net キューが 2 に設定されます。