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1.10.20. RHBA-2021:5209 - OpenShift Container Platform 4.8.25 バグ修正およびセキュリティー更新
発行日: 2022-01-05
セキュリティー更新を含む OpenShift Container Platform リリース 4.8.25 が利用可能になりました。この更新に含まれるバグ修正の一覧は、RHBA-2021:5209 アドバイザリーにまとめられています。この更新に含まれる RPM パッケージは、RHSA-2021:5208 アドバイザリーで提供されています。
このアドバイザリーでは、このリリースのすべてのコンテナーイメージに関する説明は除外されています。このリリースのコンテナーイメージに関する情報については、以下の記事を参照してください。
OpenShift Container Platform 4.8.25 container image list
1.10.20.1. バグ修正
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以前は、設定ファイルに不明なフィールドまたはセクションが含まれていると、
ovnkube-node
Pod およびovnkube-master
Pod を起動できませんでした。その結果、OVN-Kubernetes は更新されません。今回の更新により、設定ファイルに不明なフィールドが見つかると OVN-Kubernetes は終了しなくなりました。代わりに、警告がログに記録されます。その結果、設定ファイルに不明なフィールドまたはセクションが含まれている場合でも、OVN-Kubernetes の更新は失敗しなくなりました。(BZ#2030465) -
以前は、数字で始まる vCenter ホスト名は
openshift-install
コマンドを実行できませんでした。その結果、インストーラーはそれをinvalid
としてラベル付けしました。この更新により、数字の検証が追加されます。その結果、数字を使用して vCenter ホストを作成することができます。(BZ#2022171) -
以前は、Red Hat OpenStack Platform (RHOSP) ダウンローダーコンテナーの「curl」は、
install-config.yaml
ファイルの「noProxy」値のネットワーク CIDR を認識しませんでした。代わりに、IP アドレスのコンマ区切りリストのみを認識しました。この更新により、ユーザーは「noProxy」値にネットワーク CIDR を含めることができるようになります。(BZ#2005805)