13.8.3. 仮想化メトリクス

以下のメトリクスの記述には、Prometheus Query Language (PromQL) クエリーのサンプルが含まれます。これらのメトリクスは API ではなく、バージョン間で変更される可能性があります。

注記

以下の例では、期間を指定する topk クエリーを使用します。その期間中に仮想マシンが削除された場合でも、クエリーの出力に依然として表示されます。

13.8.3.1. vCPU メトリクス

以下のクエリーは、入出力I/O)を待機している仮想マシンを特定します。

kubevirt_vmi_vcpu_wait_seconds
仮想マシンの vCPU の待機時間(秒単位)を返します。

「0」より大きい値は、vCPU は実行する用意ができているが、ホストスケジューラーがこれをまだ実行できないことを意味します。実行できない場合には I/O に問題があることを示しています。

注記

vCPU メトリクスをクエリーするには、最初に schedstats=enable カーネル引数を MachineConfig オブジェクトに適用する必要があります。このカーネル引数を使用すると、デバッグとパフォーマンスチューニングに使用されるスケジューラーの統計が有効になり、スケジューラーに小規模な負荷を追加できます。

vCPU 待機時間クエリーの例

topk(3, sum by (name, namespace) (rate(kubevirt_vmi_vcpu_wait_seconds[6m]))) > 0 1

1
このクエリーは、6 分間の任意の全タイミングで I/O を待機する上位 3 の仮想マシンを返します。