8.18.11. オフラインの仮想マシンスナップショットの管理

オフ (オフライン) になっている仮想マシンの仮想マシン (VM) スナップショットを作成し、復元し、削除できます。OpenShift Virtualization は、以下でオフラインの仮想マシンスナップショットをサポートします。

  • Red Hat OpenShift Container Storage
  • Kubernetes Volume Snapshot API をサポートする Container Storage Interface (CSI) ドライバーを使用するその他のストレージプロバイダー

8.18.11.1. 仮想マシンスナップショットについて

スナップショット は、特定の時点における仮想マシン (VM) の状態およびデータを表します。スナップショットを使用して、バックアップおよび障害復旧のために既存の仮想マシンを (スナップショットで表される) 以前の状態に復元したり、以前の開発バージョンに迅速にロールバックしたりできます。

オフラインの仮想マシンのスナップショットは、電源がオフになった (停止状態の) 仮想マシンから作成されます。スナップショットは、仮想マシンに割り当てられた各 Container Storage Interface (CSI) ボリュームのコピーと、仮想マシンの仕様およびメタデータのコピーを保存します。スナップショットは作成後に変更できません。

オフラインの仮想マシンスナップショット機能を使用すると、クラスター管理者、およびアプリケーション開発者は以下を実行できます。

  • 新規 SCC の作成
  • 特定の仮想マシンに割り当てられているすべてのスナップショットの一覧表示
  • スナップショットからの仮想マシンの復元
  • 既存の仮想マシンスナップショットの削除
8.18.11.1.1. 仮想マシンスナップショットコントローラーおよびカスタムリソース定義 (CRD)

仮想マシンスナップショット機能では、スナップショットを管理するための CRD として定義された 3 つの新規 API オブジェクトが導入されました。

  • VirtualMachineSnapshot: スナップショットを作成するユーザー要求を表します。これには、仮想マシンの現在の状態に関する情報が含まれます。
  • VirtualMachineSnapshotContent: クラスター上のプロビジョニングされたリソース (スナップショット) を表します。これは、仮想マシンのスナップショットコントローラーによって作成され、仮想マシンの復元に必要なすべてのリソースへの参照が含まれます。
  • VirtualMachineRestore: スナップショットから仮想マシンを復元するユーザー要求を表します。

仮想マシンスナップショットコントローラーは、1 対 1 のマッピングで、VirtualMachineSnapshotContent オブジェクトを、この作成に使用した VirtualMachineSnapshot オブジェクトにバインドします。