16.2.2. カスタム証明書を使用した edge ルートの作成

oc create route コマンドを使用し、edge TLS termination とカスタム証明書を使用してセキュアなルートを設定できます。edge ルートの場合、Ingress コントローラーは、トラフィックを宛先 Pod に転送する前に TLS 暗号を終了します。ルートは、Ingress コントローラーがルートに使用する TLS 証明書およびキーを指定します。

前提条件

  • PEM エンコードされたファイルに証明書/キーのペアがなければなりません。 ここで、証明書はルートホストに対して有効である必要があります。
  • 証明書チェーンを完了する PEM エンコードされたファイルの別の CA 証明書が必要です。
  • 公開する必要のあるサービスが必要です。
注記

パスワードで保護されるキーファイルはサポートされません。キーファイルからパスフレーズを削除するには、以下のコマンドを使用します。

$ openssl rsa -in password_protected_tls.key -out tls.key

手順

この手順では、カスタム証明書および edge TLS termination を使用して Route リソースを作成します。以下では、証明書/キーのペアが現在の作業ディレクトリーの tls.crt および tls.key ファイルにあることを前提としています。必要な場合には、証明書チェーンを完了するために CA 証明書を指定することもできます。tls.crttls.key、および (オプションで) ca.crt を実際のパス名に置き換えます。frontend を、公開する必要のあるサービスの名前に置き換えます。www.example.com を適切な名前に置き換えます。

  • edge TLS termination およびカスタム証明書を使用して、セキュアな Route リソースを作成します。

    $ oc create route edge --service=frontend --cert=tls.crt --key=tls.key --ca-cert=ca.crt --hostname=www.example.com

    結果として生成される Route リソースを検査すると、以下のようになります。

    セキュアなルートの YAML 定義

    apiVersion: v1
    kind: Route
    metadata:
      name: frontend
    spec:
      host: www.example.com
      to:
        kind: Service
        name: frontend
      tls:
        termination: edge
        key: |-
          -----BEGIN PRIVATE KEY-----
          [...]
          -----END PRIVATE KEY-----
        certificate: |-
          -----BEGIN CERTIFICATE-----
          [...]
          -----END CERTIFICATE-----
        caCertificate: |-
          -----BEGIN CERTIFICATE-----
          [...]
          -----END CERTIFICATE-----

    他のオプションについては、oc create route edge --help を参照してください。