10.5. 移行コントローラーオプション

移行計画の制限を編集したり、永続ボリュームのサイズ変更を有効にしたり、大規模な移行およびパフォーマンスを向上させる MigrationController カスタムリソース(CR)でキャッシュされた Kubernetes クライアントを有効にすることもできます。

10.5.1. 大規模な移行についての制限の引き上げ

MTC (Migration Toolkit for Containers) を使用した大規模な移行の場合には、移行オブジェクトおよびコンテナーリソースで制限を引き上げることができます。

重要

実稼働環境で移行を実行する前に、これらの変更をテストする必要があります。

手順

  1. MigrationController カスタムリソース (CR) マニフェストを編集します。

    $ oc edit migrationcontroller -n openshift-migration
  2. 以下のパラメーターを更新します。

    ...
    mig_controller_limits_cpu: "1" 1
    mig_controller_limits_memory: "10Gi" 2
    ...
    mig_controller_requests_cpu: "100m" 3
    mig_controller_requests_memory: "350Mi" 4
    ...
    mig_pv_limit: 100 5
    mig_pod_limit: 100 6
    mig_namespace_limit: 10 7
    ...
    1
    MigrationController CR で利用可能な CPU の数を指定します。
    2
    MigrationController CR で利用可能なメモリー量を指定します。
    3
    MigrationController CR 要求で利用可能な CPU ユニットの数を指定します。100m は 0.1 CPU ユニット (100 * 1e-3) を表します。
    4
    MigrationController CR 要求で利用可能なメモリーの量を指定します。
    5
    移行可能な永続ボリュームの数を指定します。
    6
    移行可能な Pod の数を指定します。
    7
    移行可能な namespace の数を指定します。
  3. 更新されたパラメーターを使用して変更を検証する移行計画を作成します。

    移行計画が MigrationController CR の制限を超える場合、MTC コンソールには移行計画を保存する際に警告メッセージが表示されます。