10.2. コマンドラインを使用したアプリケーションの移行

移行を自動化するために、コマンドラインインターフェース (CLI) を使用して MTC API でアプリケーションを移行できます。

10.2.1. 移行の前提条件

  • cluster-admin 権限を持つユーザーとしてすべてのクラスターにログインしている必要があります。

イメージの直接移行

  • ソースクラスターのセキュアな内部レジストリーが公開されている必要があります。
  • 公開されるレジストリーへのルートを作成しておく必要があります。

ボリュームの直接移行

  • クラスターがプロキシーを使用する場合に Stunnel TCP プロキシーを設定している必要があります。

内部イメージ

  • アプリケーションが openshift namespace の内部イメージを使用する場合、イメージの必要なバージョンがターゲットクラスターに存在することを確認する必要があります。

    OpenShift Container Platform 4.8 クラスターで非推奨の OpenShift Container Platform 3 イメージを使用できるように、イメージストリームタグを手動で更新できます。

クラスター

  • ソースクラスターは、最新の z-stream リリースにアップグレードされる必要があります。
  • MTC のバージョンは、すべてのクラスターで同一である必要があります。

ネットワーク

  • クラスターには、レプリケーションリポジトリーに対して、また各クラスター間で無制限のネットワークアクセスが必要です。
  • move を使用して永続ボリュームをコピーする場合、クラスターにはリモートボリュームへの無制限のネットワークアクセスが必要です。
  • OpenShift Container Platform 3 クラスターで以下のポートを有効にする必要があります。

    • 8443 (API サーバー)
    • 443 (ルート)
    • 53 (DNS)
  • OpenShift Container Platform 4 クラスターで以下のポートを有効にする必要があります。

    • 6443 (API サーバー)
    • 443 (ルート)
    • 53 (DNS)
  • TLS を使用している場合は、レプリケーションリポジトリーでポート 443 を有効にする必要があります。

永続ボリューム (PV)

  • PV は有効である必要があります。
  • PV は永続ボリューム要求にバインドされる必要があります。
  • スナップショットを使用して PV をコピーする場合には、以下の前提条件が追加されます。

    • クラウドプロバイダーはスナップショットをサポートしている必要があります。
    • PV に同じクラウドプロバイダーがなければなりません。
    • PV は同じ地理的リージョンにある必要があります。
    • PV には同じストレージクラスがなければなりません。