第3章 メータリングのアップグレード

重要

メータリングは非推奨の機能です。非推奨の機能は依然として OpenShift Container Platform に含まれており、引き続きサポートされますが、本製品の今後のリリースで削除されるため、新規デプロイメントでの使用は推奨されません。

OpenShift Container Platform で非推奨となったか、または削除された主な機能の最新の一覧については、『OpenShift Container Platform リリースノート』の「 非推奨および削除された機能」セクションを参照してください。

メータリングを 4.8 にアップグレードするには、メータリング Operator サブスクリプションを更新します。

3.1. 前提条件

  • クラスターは 4.8 に更新されます。
  • メータリング Operator は OperatorHub からインストールされます。

    注記

    メータリング Operator を 4.8 に手動でアップグレードする必要があります。以前のインストールで「Automatic」 承認ストラテジー を選択した場合は、メータリングは自動的にアップグレードされません。

  • MeteringConfig カスタムリソースが設定されている。
  • メータリングスタックがインストールされている。
  • すべての Pod が準備状態にあることを確認して、メータリングのステータスが正常であることを確認する。
重要

メータリングのインストールまたはアップグレード後にメータリングストレージ設定を変更すると、データ損失が発生する可能性があります。

手順

  1. Web コンソールで OperatorsInstalled Operators をクリックします。
  2. openshift-metering プロジェクトを選択します。
  3. Metering Operator をクリックします。
  4. SubscriptionChannel をクリックします。
  5. Change Subscription Update Channel ウィンドウで 4.8 を選択し、Save をクリックします。

    注記

    次のステップに進む前に、サブスクリプションの更新が許可されるまで数秒待機します。

  6. OperatorsInstalled Operators をクリックします。

    メータリング Operator は 4.8 と表示されます。例:

    Metering
    4.8.0-202107012112.p0 provided by Red Hat, Inc

検証

以下のチェックのいずれかを実行してメータリングのアップグレードを確認することができます。

  • 新規メータリングバージョンについて、メータリング Operator のクラスターサービスバージョン (CSV) を確認します。これは、Web コンソールまたは CLI のいずれかで実行できます。

    手順 (UI)

    1. メータリング namespace の OperatorsInstalled Operators に移動します。
    2. Metering Operator をクリックします。
    3. Subscription DetailsSubscription をクリックします。
    4. アップグレードしたメータリングバージョンの Installed Version を確認します。Starting Version には、アップグレード前のメータリングバージョンが表示されます。

    手順 (CLI)

    • メータリング Operator CSV を確認します。

      $ oc get csv | grep metering

      4.7 から 4.8 へのメータリングアップグレードの出力例

      NAME                                        DISPLAY                  VERSION                 REPLACES                                 PHASE
      metering-operator.4.8.0-202107012112.p0     Metering                 4.8.0-202107012112.p0   metering-operator.4.7.0-202007012112.p0  Succeeded

  • openshift-metering namespace のすべての必要な Pod が作成されていることを確認します。これは、Web コンソールまたは CLI のいずれかで実行できます。

    注記

    多くの Pod は、それらが準備状態にあると見なされる前に機能するために他のコンポーネントに依存する必要があります。他の Pod の起動に時間がかかりすぎる場合、一部の Pod は再起動する可能性があります。これはメータリング Operator のアップグレード時に予想されます。

    手順 (UI)

    • メータリング namespace で WorkloadsPods に移動し、Pod が作成されていることを確認します。これには、メータリングスタックをアップグレードしてから数分の時間がかかることがあります。

    手順 (CLI)

    • openshift-metering namespace のすべての必要な Pod が作成されていることを確認します。

      $ oc -n openshift-metering get pods

      出力例

      NAME                                  READY   STATUS    RESTARTS   AGE
      hive-metastore-0                      2/2     Running   0          3m28s
      hive-server-0                         3/3     Running   0          3m28s
      metering-operator-68dd64cfb6-2k7d9    2/2     Running   0          5m17s
      presto-coordinator-0                  2/2     Running   0          3m9s
      reporting-operator-5588964bf8-x2tkn   2/2     Running   0          2m40s

  • ReportDataSource リソースが新規データをインポートし、NEWEST METRIC 列の有効なタイムスタンプによって示唆されていることを確認します。これは数分の時間がかかる可能性があります。データをインポートしない「-raw」ReportDataSource リソースを除外します。

    $ oc get reportdatasources -n openshift-metering | grep -v raw

    NEWEST METRIC 列のタイムスタンプは、ReportDataSource が新規データのインポートを開始していることを示します。

    出力例

    NAME                                         EARLIEST METRIC        NEWEST METRIC          IMPORT START           IMPORT END             LAST IMPORT TIME       AGE
    node-allocatable-cpu-cores                   2021-07-01T21:10:00Z   2021-07-02T19:52:00Z   2021-07-01T19:11:00Z   2021-07-02T19:52:00Z   2021-07-02T19:56:44Z   23h
    node-allocatable-memory-bytes                2021-07-01T21:10:00Z   2021-07-02T19:52:00Z   2021-07-01T19:11:00Z   2021-07-02T19:52:00Z   2021-07-02T19:52:07Z   23h
    node-capacity-cpu-cores                      2021-07-01T21:10:00Z   2021-07-02T19:52:00Z   2021-07-01T19:11:00Z   2021-07-02T19:52:00Z   2021-07-02T19:56:52Z   23h
    node-capacity-memory-bytes                   2021-07-01T21:10:00Z   2021-07-02T19:57:00Z   2021-07-01T19:10:00Z   2021-07-02T19:57:00Z   2021-07-02T19:57:03Z   23h
    persistentvolumeclaim-capacity-bytes         2021-07-01T21:09:00Z   2021-07-02T19:52:00Z   2021-07-01T19:11:00Z   2021-07-02T19:52:00Z   2021-07-02T19:56:46Z   23h
    persistentvolumeclaim-phase                  2021-07-01T21:10:00Z   2021-07-02T19:52:00Z   2021-07-01T19:11:00Z   2021-07-02T19:52:00Z   2021-07-02T19:52:36Z   23h
    persistentvolumeclaim-request-bytes          2021-07-01T21:10:00Z   2021-07-02T19:57:00Z   2021-07-01T19:10:00Z   2021-07-02T19:57:00Z   2021-07-02T19:57:03Z   23h
    persistentvolumeclaim-usage-bytes            2021-07-01T21:09:00Z   2021-07-02T19:52:00Z   2021-07-01T19:11:00Z   2021-07-02T19:52:00Z   2021-07-02T19:52:02Z   23h
    pod-limit-cpu-cores                          2021-07-01T21:10:00Z   2021-07-02T19:57:00Z   2021-07-01T19:10:00Z   2021-07-02T19:57:00Z   2021-07-02T19:57:02Z   23h
    pod-limit-memory-bytes                       2021-07-01T21:10:00Z   2021-07-02T19:58:00Z   2021-07-01T19:11:00Z   2021-07-02T19:58:00Z   2021-07-02T19:59:06Z   23h
    pod-persistentvolumeclaim-request-info       2021-07-01T21:10:00Z   2021-07-02T19:52:00Z   2021-07-01T19:11:00Z   2021-07-02T19:52:00Z   2021-07-02T19:52:07Z   23h
    pod-request-cpu-cores                        2021-07-01T21:10:00Z   2021-07-02T19:58:00Z   2021-07-01T19:11:00Z   2021-07-02T19:58:00Z   2021-07-02T19:58:57Z   23h
    pod-request-memory-bytes                     2021-07-01T21:10:00Z   2021-07-02T19:52:00Z   2021-07-01T19:11:00Z   2021-07-02T19:52:00Z   2021-07-02T19:55:32Z   23h
    pod-usage-cpu-cores                          2021-07-01T21:09:00Z   2021-07-02T19:52:00Z   2021-07-01T19:11:00Z   2021-07-02T19:52:00Z   2021-07-02T19:54:55Z   23h
    pod-usage-memory-bytes                       2021-07-01T21:08:00Z   2021-07-02T19:52:00Z   2021-07-01T19:11:00Z   2021-07-02T19:52:00Z   2021-07-02T19:55:00Z   23h
    report-ns-pvc-usage                                                                                                                                             5h36m
    report-ns-pvc-usage-hourly

すべての Pod が準備状態にあり、データがインポートされていることを確認したら、メータリングは継続してデータを収集し、クラスターについて報告します。以前にスケジュールされたレポートを確認するか、または 1 回実行されるメータリングレポートを作成してメータリングのアップグレードを確認します。