9.2.16. Operator の初期設定

コントロールプレーンの初期化後に、一部の Operator を利用可能にするためにそれらをすぐに設定する必要があります。

前提条件

  • コントロールプレーンが初期化されています。

手順

  1. クラスターコンポーネントがオンラインになることを確認します。

    $ watch -n5 oc get clusteroperators

    出力例

    NAME                                       VERSION   AVAILABLE   PROGRESSING   DEGRADED   SINCE
    authentication                             4.8.2     True        False         False      19m
    baremetal                                  4.8.2     True        False         False      37m
    cloud-credential                           4.8.2     True        False         False      40m
    cluster-autoscaler                         4.8.2     True        False         False      37m
    config-operator                            4.8.2     True        False         False      38m
    console                                    4.8.2     True        False         False      26m
    csi-snapshot-controller                    4.8.2     True        False         False      37m
    dns                                        4.8.2     True        False         False      37m
    etcd                                       4.8.2     True        False         False      36m
    image-registry                             4.8.2     True        False         False      31m
    ingress                                    4.8.2     True        False         False      30m
    insights                                   4.8.2     True        False         False      31m
    kube-apiserver                             4.8.2     True        False         False      26m
    kube-controller-manager                    4.8.2     True        False         False      36m
    kube-scheduler                             4.8.2     True        False         False      36m
    kube-storage-version-migrator              4.8.2     True        False         False      37m
    machine-api                                4.8.2     True        False         False      29m
    machine-approver                           4.8.2     True        False         False      37m
    machine-config                             4.8.2     True        False         False      36m
    marketplace                                4.8.2     True        False         False      37m
    monitoring                                 4.8.2     True        False         False      29m
    network                                    4.8.2     True        False         False      38m
    node-tuning                                4.8.2     True        False         False      37m
    openshift-apiserver                        4.8.2     True        False         False      32m
    openshift-controller-manager               4.8.2     True        False         False      30m
    openshift-samples                          4.8.2     True        False         False      32m
    operator-lifecycle-manager                 4.8.2     True        False         False      37m
    operator-lifecycle-manager-catalog         4.8.2     True        False         False      37m
    operator-lifecycle-manager-packageserver   4.8.2     True        False         False      32m
    service-ca                                 4.8.2     True        False         False      38m
    storage                                    4.8.2     True        False         False      37m

  2. 利用不可の Operator を設定します。

9.2.16.1. イメージレジストリーストレージの設定

イメージレジストリー Operator は、デフォルトストレージを提供しないプラットフォームでは最初は利用できません。インストール後に、レジストリー Operator を使用できるようにレジストリーをストレージを使用するように設定する必要があります。

実稼働クラスターに必要な永続ボリュームの設定についての手順が示されます。該当する場合、空のディレクトリーをストレージの場所として設定する方法が表示されます。これは、実稼働以外のクラスターでのみ利用できます。

アップグレード時に Recreate ロールアウトストラテジーを使用して、イメージレジストリーがブロックストレージタイプを使用することを許可するための追加の手順が提供されます。

9.2.16.1.1. IBM Z の場合のレジストリーストレージの設定

クラスター管理者は、インストール後にレジストリーをストレージを使用できるように設定する必要があります。

前提条件

  • cluster-admin ロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる。
  • IBM Z にクラスターがある。
  • クラスターの永続ストレージをプロビジョニングしている。

    重要

    OpenShift Container Platform は、1 つのレプリカのみが存在する場合にイメージレジストリーストレージの ReadWriteOnce アクセスをサポートします。2 つ以上のレプリカで高可用性をサポートするイメージレジストリーをデプロイするには、ReadWriteMany アクセスが必要です。

  • 100Gi の容量が必要です。

手順

  1. レジストリーをストレージを使用できるように設定するには、configs.imageregistry/cluster リソースの spec.storage.pvc を変更します。

    注記

    共有ストレージを使用する場合は、外部からアクセスを防ぐためにセキュリティー設定を確認します。

  2. レジストリー Pod がないことを確認します。

    $ oc get pod -n openshift-image-registry
    注記

    ストレージタイプが emptyDIR の場合、レプリカ数が 1 を超えることはありません。

  3. レジストリー設定を確認します。

    $ oc edit configs.imageregistry.operator.openshift.io

    出力例

    storage:
      pvc:
        claim:

    claim フィールドを空のままにし、image-registry-storage PVC の自動作成を可能にします。

  4. clusteroperator ステータスを確認します。

    $ oc get clusteroperator image-registry
  5. イメージのビルドおよびプッシュを有効にするためにレジストリーが managed に設定されていることを確認します。

    • 以下を実行します。

      $ oc edit configs.imageregistry/cluster

      次に、行を変更します。

      managementState: Removed

      次のように変更してください。

      managementState: Managed
9.2.16.1.2. 実稼働以外のクラスターでのイメージレジストリーのストレージの設定

イメージレジストリー Operator のストレージを設定する必要があります。実稼働用以外のクラスターの場合、イメージレジストリーは空のディレクトリーに設定することができます。これを実行する場合、レジストリーを再起動するとすべてのイメージが失われます。

手順

  • イメージレジストリーストレージを空のディレクトリーに設定するには、以下を実行します。

    $ oc patch configs.imageregistry.operator.openshift.io cluster --type merge --patch '{"spec":{"storage":{"emptyDir":{}}}}'
    警告

    実稼働用以外のクラスターにのみこのオプションを設定します。

    イメージレジストリー Operator がそのコンポーネントを初期化する前にこのコマンドを実行する場合、oc patch コマンドは以下のエラーを出して失敗します。

    Error from server (NotFound): configs.imageregistry.operator.openshift.io "cluster" not found

    数分待機した後に、このコマンドを再び実行します。