9.2.4. ユーザーによってプロビジョニングされるインフラストラクチャーの準備

ユーザーによってプロビジョニングされるインフラストラクチャーに OpenShift Container Platform をインストールする前に、基礎となるインフラストラクチャーを準備する必要があります。

このセクションでは、OpenShift Container Platform インストールの準備としてクラスターインフラストラクチャーを設定するために必要な手順の概要について説明します。これには、クラスターノード用の IP ネットワークおよびネットワーク接続の設定、Ignition ファイルの Web サーバーの準備、ファイアウォール経由での必要なポートの有効化、必要な DNS および負荷分散インフラストラクチャーの設定が含まれます。

準備後、クラスターインフラストラクチャーは、「ユーザーによってプロビジョニングされるインフラストラクチャーを使用したクラスターの要件」 セクションで説明されている要件を満たす必要があります。

前提条件

手順

  1. 静的 IP アドレスをセットアップします。
  2. HTTP または HTTPS サーバーを設定し、Ignition ファイルをクラスターノードに提供します。
  3. ネットワークインフラストラクチャーがクラスターコンポーネント間の必要なネットワーク接続を提供することを確認します。要件に関する詳細は、「ユーザーによってプロビジョニングされるインフラストラクチャーのネットワーク要件」のセクションを参照してください。
  4. OpenShift Container Platform クラスターコンポーネントで通信するために必要なポートを有効にするようにファイアウォールを設定します。必要なポートの詳細は、「ユーザーによってプロビジョニングされるインフラストラクチャーのネットワーク要件」のセクションを参照してください。
  5. クラスターに必要な DNS インフラストラクチャーを設定します。

    1. Kubernetes API、アプリケーションワイルドカード、ブートストラップマシン、コントロールプレーンマシン、およびコンピュートマシンの DNS 名前解決を設定します。
    2. Kubernetes API、ブートストラップマシン、コントロールプレーンマシン、およびコンピュートマシンの逆引き DNS 解決を設定します。

      OpenShift Container Platform DNS 要件の詳細は、「ユーザーによってプロビジョニングされる DNS 要件」のセクションを参照してください。

  6. DNS 設定を検証します。

    1. インストールノードから、Kubernetes API、ワイルドカードルート、およびクラスターノードのレコード名に対して DNS ルックアップを実行します。応答の IP アドレスが正しいコンポーネントに対応することを確認します。
    2. インストールノードから、ロードバランサーとクラスターノードの IP アドレスに対して逆引きDNSルックアップを実行します。応答のレコード名が正しいコンポーネントに対応することを確認します。

      DNS 検証手順の詳細は、「ユーザーによってプロビジョニングされるインフラストラクチャーの DNS 解決の検証」のセクションを参照してください。

  7. 必要な API およびアプリケーションの Ingress 負荷分散インフラストラクチャーをプロビジョニングします。要件に関する詳細は、「ユーザーによってプロビジョニングされるインフラストラクチャーの負荷分散要件」のセクションを参照してください。
注記

一部の負荷分散ソリューションでは、負荷分散を初期化する前に、クラスターノードの DNS 名前解決を有効化する必要があります。