12.3. etcd 暗号化の無効化

クラスターで etcd データの暗号化を無効にできます。

前提条件

  • cluster-admin ロールを持つユーザーとしてのクラスターへのアクセスがあること。

手順

  1. APIServer オブジェクトを変更します。

    $ oc edit apiserver
  2. encryption フィールドタイプを identityに設定します。

    spec:
      encryption:
        type: identity 1
    1
    identity タイプはデフォルト値であり、暗号化は実行されないことを意味します。
  3. 変更を適用するためにファイルを保存します。

    復号化プロセスが開始されます。クラスターのサイズによっては、このプロセスが完了するまで 20 分以上かかる場合があります。

  4. etcd の復号化が正常に行われたことを確認します。

    1. OpenShift API サーバーの Encrypted ステータス条件を確認し、そのリソースが正常に暗号化されたことを確認します。

      $ oc get openshiftapiserver -o=jsonpath='{range .items[0].status.conditions[?(@.type=="Encrypted")]}{.reason}{"\n"}{.message}{"\n"}'

      この出力には、復号化が正常に実行されると DecryptionCompleted が表示されます。

      DecryptionCompleted
      Encryption mode set to identity and everything is decrypted

      出力に DecryptionInProgress が表示される場合、これは復号化が進行中であることを意味します。数分待機した後に再試行します。

    2. Kubernetes API サーバーの Encrypted ステータス状態を確認し、そのリソースが正常に復号化されたことを確認します。

      $ oc get kubeapiserver -o=jsonpath='{range .items[0].status.conditions[?(@.type=="Encrypted")]}{.reason}{"\n"}{.message}{"\n"}'

      この出力には、復号化が正常に実行されると DecryptionCompleted が表示されます。

      DecryptionCompleted
      Encryption mode set to identity and everything is decrypted

      出力に DecryptionInProgress が表示される場合、これは復号化が進行中であることを意味します。数分待機した後に再試行します。

    3. OpenShift API サーバーの Encrypted ステータス条件を確認し、そのリソースが正常に復号化されたことを確認します。

      $ oc get authentication.operator.openshift.io -o=jsonpath='{range .items[0].status.conditions[?(@.type=="Encrypted")]}{.reason}{"\n"}{.message}{"\n"}'

      この出力には、復号化が正常に実行されると DecryptionCompleted が表示されます。

      DecryptionCompleted
      Encryption mode set to identity and everything is decrypted

      出力に DecryptionInProgress が表示される場合、これは復号化が進行中であることを意味します。数分待機した後に再試行します。