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5.4.4.2. watches.yaml ファイル

group/version/kind(GVK) は Kubernetes API の一意の識別子です。watches.yaml ファイルには、その GVK によって特定される、カスタムリソース (CR) から Ansible ロールまたは Playbook へのマッピングの一覧が含まれます。Operator はこのマッピングファイルが事前に定義された場所の /opt/ansible/watches.yaml にあることを予想します。

表5.3 watches.yaml ファイルのマッピング

フィールド説明

group

監視する CR のグループ。

version

監視する CR のバージョン。

kind

監視する CR の種類。

role (デフォルト)

コンテナーに追加される Ansible ロールへのパスです。たとえば、 roles ディレクトリーが /opt/ansible/roles/ にあり、ロールの名前が busybox の場合、この値は /opt/ansible/roles/busybox になります。このフィールドは playbook フィールドと相互に排他的です。

playbook

コンテナーに追加される Ansible Playbook へのパスです。この Playbook の使用はロールを呼び出す方法になります。このフィールドは role フィールドと相互に排他的です。

reconcilePeriod (オプション)

ロールまたは Playbook が特定の CR について実行される調整期間および頻度。

manageStatus (オプション)

true (デフォルト) に設定されると、Operator は CR のステータスを汎用的に管理します。false に設定されると、指定されたロール、または別のコントローラーの Playbook により、CR のステータスは他の場所で管理されます。

watches.yaml ファイルの例

- version: v1alpha1 1
  group: test1.example.com
  kind: Test1
  role: /opt/ansible/roles/Test1

- version: v1alpha1 2
  group: test2.example.com
  kind: Test2
  playbook: /opt/ansible/playbook.yml

- version: v1alpha1 3
  group: test3.example.com
  kind: Test3
  playbook: /opt/ansible/test3.yml
  reconcilePeriod: 0
  manageStatus: false

1
Test1test1 ロールへの単純なマッピングの例。
2
Test2 の Playbook への単純なマッピングの例。
3
Test3 の種類についてのより複雑な例。Playbook での CR ステータスを再度キューに入れるタスクまたはその管理を無効にします。
5.4.4.2.1. 高度なオプション

高度な機能は、それらを GVK ごとに watches.yaml ファイルに追加して有効にできます。それらは groupversionkind および playbook または role フィールドの下に移行できます。

一部の機能は、CR のアノテーションを使用してリソースごとに上書きできます。オーバーライドできるオプションには、以下に指定されるアノテーションが含まれます。

表5.4 高度な watches.yaml ファイルのオプション

機能YAML キー説明上書きのアノテーションデフォルト値

調整期間

reconcilePeriod

特定の CR についての調整実行の間隔。

ansible.operator-sdk/reconcile-period

1m

ステータスの管理

manageStatus

Operator は各 CR の status セクションの conditions セクションを管理できます。

 

true

依存するリソースの監視

watchDependentResources

Operator は Ansible によって作成されるリソースを動的に監視できます。

 

true

クラスタースコープのリソースの監視

watchClusterScopedResources

Operator は Ansible によって作成されるクラスタースコープのリソースを監視できます。

 

false

最大 Runner アーティファクト

maxRunnerArtifacts

Ansible Runner が各リソースについて Operator コンテナーに保持する アーティファクトディレクトリー の数を管理します。

ansible.operator-sdk/max-runner-artifacts

20

高度なオプションを含む watches.yml ファイルの例

- version: v1alpha1
  group: app.example.com
  kind: AppService
  playbook: /opt/ansible/playbook.yml
  maxRunnerArtifacts: 30
  reconcilePeriod: 5s
  manageStatus: False
  watchDependentResources: False