14.9.5. vSphere Problem Detector Operator によって実行される設定チェック

以下の表は、vSphere Problem Detector Operator が実行する設定チェックを特定します。一部のチェックでは、クラスターの設定を確認します。他のチェックは、クラスター内の各ノードの設定を確認します。

表14.55 クラスター設定チェック

名前詳細

CheckDefaultDatastore

vSphere 設定のデフォルトのデータストア名が動的プロビジョニングで使用できる程度の短い名前であることを確認します。

このチェックに失敗した場合は、以下が予想されます。

  • systemd は、Failed to set up mount unit: Invalid argument などのエラーのログをジャーナルに記録します。
  • systemd は、仮想マシンがシャットダウンされていないか、ノードから すべての Pod をドレイン (解放) せずに再起動されている場合はボリュームをアンマウントしません。

このチェックに失敗した場合は、デフォルトのデータストアのより短い名前で vSphere を再設定します。

CheckFolderPermissions

デフォルトのデータストアでボリュームを一覧表示するパーミッションを検証します。このパーミッションは、ボリュームの作成に必要です。Operator は、/ および /kubevols ディレクトリーを一覧表示してパーミッションを検証します。ルートディレクトリーが存在する必要があります。これは、チェックの実行時に /kubevols ディレクトリー が存在しない場合に許可されます。/kubevols ディレクトリーは、このディレクトリーが存在しない場合に、データストアが動的プロビジョニングで使用される際に作成されます。

このチェックに失敗した場合は、OpenShift Container Platform のインストール時に指定された vCenter アカウントに必要なパーミッションを確認します。

CheckStorageClasses

以下を確認してください。

  • このストレージクラスによってプロビジョニングされる各永続ボリュームへの完全修飾パスは 255 文字未満です。
  • ストレージクラスがストレージポリシーを使用する場合、ストレージクラスは 1 つのポリシーのみを使用し、そのポリシーを定義する必要があります。

CheckTaskPermissions

最新のタスクおよびデータストアを一覧表示するパーミッションを検証します。

ClusterInfo

vSphere vCenter からクラスターバージョンおよび UUID を収集します。

表14.56 ノード設定チェック

名前詳細

CheckNodeDiskUUID

すべての vSphere 仮想マシンが disk.enableUUID=TRUE で設定されていることを確認します。

このチェックに失敗した場合は、Red Hat ナレッジベースソリューションの「How to check 'disk.EnableUUID' parameter from VM in vSphere」を参照してください。

CheckNodeProviderID

すべてのノードが vSphere vCenter の ProviderID で設定されていることを確認します。以下のコマンドからの出力に各ノードのプロバイダー ID が含まれていない場合に、このチェックに失敗します。

$ oc get nodes -o custom-columns=NAME:.metadata.name,PROVIDER_ID:.spec.providerID,UUID:.status.nodeInfo.systemUUID

このチェックに失敗した場合は、クラスター内の各ノードのプロバイダー ID の設定方法について、vSphere の製品ドキュメントを参照してください。

CollectNodeESXiVersion

ノードを実行する ESXi ホストのバージョンを報告します。

CollectNodeHWVersion

ノードの仮想マシンのハードウェアバージョンを報告します。