1.2. OpenShift クラスターでサポートされるプラットフォーム
OpenShift Container Platform バージョン 4.7 では、インストーラーでプロビジョニングされるインフラストラクチャーを使用するクラスターの場合、以下のプラットフォームにインストールできます。
- Amazon Web Services (AWS)
- Google Cloud Platform (GCP)
- Microsoft Azure
Red Hat OpenStack Platform (RHOSP) バージョン 13 および 16
- OpenShift Container Platform の最新リリースは、最新の RHOSP のロングライフリリースおよび中間リリースの両方をサポートします。RHOSP リリースの互換性についての詳細は、OpenShift Container Platform on RHOSP support matrix を参照してください。
- Red Hat Virtualization (RHV)
- VMware vSphere
- VMware Cloud (VMC) on AWS
- ベアメタル
これらのクラスターの場合、インストールプロセスを実行するコンピューターを含むすべてのマシンが、プラットフォームコンテナーのイメージをプルし、Telemetry データを Red Hat に提供できるようインターネットに直接アクセスできる必要があります。
インストール後は、以下の変更はサポートされません。
- クラウドプロバイダープラットフォームの組み合わせ
- クラスターがインストールされているプラットフォームとは異なるプラットフォームの永続ストレージフレームワークを使用するなどの、クラウドプロバイダーのコンポーネントの組み合わせ
OpenShift Container Platform バージョン 4.7 では、ユーザーによってプロビジョニングされるインフラストラクチャーを使用するクラスターの場合、以下のプラットフォームにインストールできます。
- AWS
- Azure
- GCP
- RHOSP
- RHV
- VMware vSphere
- VMware Cloud on AWS
- ベアメタル
- IBM Z または LinuxONE
- IBM Power Systems
プラットフォームでサポートされているケースに応じて、ユーザーがプロビジョニングしたインフラストラクチャーにインストールすると、完全なインターネットアクセスでマシンを実行したり、クラスターをプロキシーの背後に配置したり、制限付きネットワークインストール を実行したりできます。ネットワークが制限された環境でのインストールでは、クラスターのインストールに必要なイメージをダウンロードして、ミラーレジストリーに配置し、そのデータを使用してクラスターをインストールできます。vSphere またはベアメタルインフラストラクチャーのネットワークが制限されたインストールでは、プラットフォームコンテナーのイメージをプルするためにインターネットにアクセスする必要がありますが、クラスターマシンはインターネットへの直接のアクセスを必要としません。
OpenShift Container Platform 4.x Tested Integrations のページには、各種プラットフォームの統合テストについての詳細が記載されています。
関連情報
- それぞれのサポートされているプラットフォームで利用できるインストールのタイプについての詳細は、各種プラットフォームのサポートされているインストール方法 を参照してください。
- インストール方法を選択し、必要なリソースを準備する方法については、クラスターインストール方法の選択およびそのユーザー向けの準備 を参照してください。