5.9.8. RHCOS クラスターイメージおよびブートストラップ Ignition 設定ファイルのアップロード

Azure クライアントは、ローカルにあるファイルに基づくデプロイメントをサポートしないため、RHCOS 仮想ハードディスク (VHD) クラスターイメージおよびブートストラップ Ignition 設定ファイルをコピーし、それらをストレージコンテナーに保存し、それらをデプロイメント時にアクセスできるようにする必要があります。

前提条件

  • Azure アカウントを設定します。
  • クラスターの Ignition 設定ファイルを生成します。

手順

  1. VHD クラスターイメージを保存するために Azure ストレージアカウントを作成します。

    $ az storage account create -g ${RESOURCE_GROUP} --location ${AZURE_REGION} --name ${CLUSTER_NAME}sa --kind Storage --sku Standard_LRS
    警告

    Azure ストレージアカウント名は 3 文字から 24 文字の長さで、数字および小文字のみを使用する必要があります。CLUSTER_NAME 変数がこれらの制限に準拠しない場合、Azure ストレージアカウント名を手動で定義する必要があります。Azure ストレージアカウント名の制限についての詳細は、Azure ドキュメントの「Resolve errors for storage account names」を参照してください。

  2. ストレージアカウントキーを環境変数としてエクスポートします。

    $ export ACCOUNT_KEY=`az storage account keys list -g ${RESOURCE_GROUP} --account-name ${CLUSTER_NAME}sa --query "[0].value" -o tsv`
  3. 使用する RHCOS バージョンを選択し、その VHD の URL を環境変数にエクスポートします。

    $ export VHD_URL=`curl -s https://raw.githubusercontent.com/openshift/installer/release-4.7/data/data/rhcos.json | jq -r .azure.url`
    重要

    RHCOS イメージは OpenShift Container Platform の各リリースごとに変更されない可能性があります。インストールする OpenShift Container Platform バージョンと等しいか、それ以下のバージョンの内で最も新しいバージョンのイメージを指定する必要があります。利用可能な場合は、OpenShift Container Platform バージョンに一致するイメージのバージョンを使用します。

  4. 選択した VHD を blob にコピーします。

    $ az storage container create --name vhd --account-name ${CLUSTER_NAME}sa --account-key ${ACCOUNT_KEY}
    $ az storage blob copy start --account-name ${CLUSTER_NAME}sa --account-key ${ACCOUNT_KEY} --destination-blob "rhcos.vhd" --destination-container vhd --source-uri "${VHD_URL}"

    VHD コピータスクの進捗を追跡するには、以下のスクリプトを実行します。

    status="unknown"
    while [ "$status" != "success" ]
    do
      status=`az storage blob show --container-name vhd --name "rhcos.vhd" --account-name ${CLUSTER_NAME}sa --account-key ${ACCOUNT_KEY} -o tsv --query properties.copy.status`
      echo $status
    done
  5. blob ストレージコンテナーを作成し、生成された bootstrap.ign ファイルをアップロードします。

    $ az storage container create --name files --account-name ${CLUSTER_NAME}sa --account-key ${ACCOUNT_KEY} --public-access blob
    $ az storage blob upload --account-name ${CLUSTER_NAME}sa --account-key ${ACCOUNT_KEY} -c "files" -f "<installation_directory>/bootstrap.ign" -n "bootstrap.ign"