8.3.6.5. BMC アドレス指定

ほとんどのベンダーは、Intelligent Platform Management Interface (IPMI) で BMC アドレス指定に対応しています。IPMI は通信を暗号化しません。これは、セキュリティーが保護された管理ネットワークまたは専用の管理ネットワークを介したデータセンター内での使用に適しています。ベンダーを確認して、Redfish ネットワークブートをサポートしているかどうかを確認します。Redfish は、コンバージド、ハイブリッド IT および Software Defined Data Center (SDDC)向けのシンプルでセキュアな管理を行います。Redfish は人による判読が可能、かつ機械対応が可能であり、インターネットや Web サービスの標準を活用して、最新のツールチェーンに情報を直接公開します。ハードウェアが Redfish ネットワークブートに対応していない場合には、IPMI を使用します。

IPMI

IPMI を使用するホストは ipmi://<out-of-band-ip>:<port> アドレス形式を使用します。これは、指定がない場合はポート 623 にデフォルトで設定されます。以下の例は、install-config.yaml ファイル内の IPMI 設定を示しています。

platform:
  baremetal:
    hosts:
      - name: openshift-master-0
        role: master
        bmc:
          address: ipmi://<out-of-band-ip>
          username: <user>
          password: <password>

Redfish ネットワークブート

Redfish を有効にするには、redfish:// または redfish+http:// を使用して TLS を無効にします。インストーラーには、ホスト名または IP アドレスとシステム ID へのパスの両方が必要です。以下の例は、install-config.yaml ファイル内の RedFish 設定を示しています。

platform:
  baremetal:
    hosts:
      - name: openshift-master-0
        role: master
        bmc:
          address: redfish://<out-of-band-ip>/redfish/v1/Systems/1
          username: <user>
          password: <password>

アウトバウンド管理のアドレスについて認証局の証明書を使用することが推奨されますが、自己署名証明書を使用する場合には、bmc 設定に disableCertificateVerification: True を含める必要があります。以下の例は、install-config.yaml ファイル内の disableCertificateVerification: True 設定パラメーターを使用する RedFish 設定を示しています。

platform:
  baremetal:
    hosts:
      - name: openshift-master-0
        role: master
        bmc:
          address: redfish://<out-of-band-ip>/redfish/v1/Systems/1
          username: <user>
          password: <password>
          disableCertificateVerification: True