14.7.15. bootupd を使用したブートローダーの更新

bootupd を使用してブートローダーを更新するには、RHCOS マシンに bootupd を手動でインストールするか、または有効にされた systemd ユニットでマシン設定を指定する必要があります。grubby またはその他のブートローダーツールとは異なり、bootupd はカーネル引数を渡すなどのカーネル領域の設定を管理しません。

bootupd のインストール後に、これを OpenShift Container Platform クラスターからリモート管理できます。

注記

BootHole の脆弱性からの保護などを目的として、bootupd は、ベアメタルまたは仮想化ハイパーバイザーのインストールでのみ使用することが推奨されます。

手動のインストール方法

bootctl コマンドラインツールを使用して、bootupd を手動でインストールできます。

  1. システムのステータスを検査します。

    # bootupctl status

    出力例

    Component EFI
      Installed: grub2-efi-x64-1:2.04-31.fc33.x86_64,shim-x64-15-8.x86_64
      Update: At latest version

  1. インストールされている bootupd なしで作成された RHCOS イメージには、明示的な導入フェーズが必要になります。

    システムのステータスが Adoptable の場合に、導入を実行します。

    # bootupctl adopt-and-update

    出力例

    Updated: grub2-efi-x64-1:2.04-31.fc33.x86_64,shim-x64-15-8.x86_64

  2. 更新が利用可能な場合は、更新を適用して、次回の再起動時に変更が有効になるようにします。

    # bootupctl update

    出力例

    Updated: grub2-efi-x64-1:2.04-31.fc33.x86_64,shim-x64-15-8.x86_64

マシン設定方法

bootupd を有効にするもう 1 つの方法としては、マシン設定を指定する方法があります。

  • 以下の例のように、有効にされた systemd ユニットでマシン設定ファイルを指定します。

    出力例

      variant: rhcos
      version: 1.1.0
      systemd:
        units:
          - name: custom-bootupd-auto.service
            enabled: true
            contents: |
              [Unit]
              Description=Bootupd automatic update
    
              [Service]
              ExecStart=/usr/bin/bootupctl update
              RemainAfterExit=yes
    
              [Install]
              WantedBy=multi-user.target