2.3.6.5. Source-to-Image ストラテジー

Source ストラテジーを使用すると、定義された入力シークレットはすべて、適切な destinationDir にコピーされます。destinationDir を空にすると、シークレットはビルダーイメージの作業ディレクトリーに配置されます。

destinationDir が相対パスの場合に同じルールが使用されます。シークレットは、イメージの作業ディレクトリーに相対的なパスに配置されます。destinationDir パスの最終ディレクトリーは、ビルダーイメージにない場合に作成されます。destinationDir の先行するすべてのディレクトリーは存在している必要があり、そうでない場合にはエラーが生じます。

注記

入力シークレットは全ユーザーに書き込み権限が割り当てられた状態で追加され (0666 のパーミッション)、assemble スクリプトの実行後には、サイズが 0 になるように切り捨てられます。つまり、シークレットファイルは作成されたイメージ内に存在しますが、セキュリティーの理由で空になります。

入力設定マップは、assemble スクリプトの実行後に切り捨てられません。