4.8.3. 特権付き Pod での hostPath 共有のマウント

永続ボリューム要求 (PVC) の作成後に、これをアプリケーション内で使用できます。以下の例は、この共有を Pod 内にマウントする方法を示しています。

前提条件

  • 基礎となる hostPath 共有にマップされる永続ボリューム要求 (PVC) があること。

手順

  • 既存の永続ボリューム要求 (PVC) をマウントする特権付き Pod を作成します。

    apiVersion: v1
    kind: Pod
    metadata:
      name: pod-name 1
    spec:
      containers:
        ...
        securityContext:
          privileged: true 2
        volumeMounts:
        - mountPath: /data 3
          name: hostpath-privileged
      ...
      securityContext: {}
      volumes:
        - name: hostpath-privileged
          persistentVolumeClaim:
            claimName: task-pvc-volume 4
    1
    Pod の名前。
    2
    Pod は、ノードのストレージにアクセスするために特権付き Pod として実行される必要があります。
    3
    特権付き Pod 内にホストパス共有をマウントするパス。コンテナーのルート (/) や、ホストとコンテナーで同じパスにはマウントしないでください。これは、コンテナーに十分な特権が付与されている場合、ホストシステムを破壊する可能性があります (例: ホストの /dev/pts ファイル)。ホストをマウントするには、/host を使用するのが安全です。
    4
    以前に作成された PersistentVolumeClaim オブジェクトの名前。