2.5.6. Red Hat OpenShift Service Mesh コントロールプレーンのデプロイ
ServiceMeshControlPlane
リソースは、インストール時に使用される設定を定義します。Red Hat が提供するデフォルト設定をデプロイするか、またはビジネスのニーズに合わせて ServiceMeshControlPlane
ファイルをカスタマイズすることができます。
Web コンソールを使用するか、または oc
クライアントツールを使用してコマンドラインから Service Mesh コントロールプレーンをデプロイすることができます。
2.5.6.1. Web コンソールを使用したコントロールプレーンのデプロイ
以下の手順に従って、Web コンソールを使用して Red Hat OpenShift Service Mesh コントロールプレーンをデプロイします。この例では、istio-system
は、コントロールプレーンプロジェクトです。
前提条件
- Red Hat OpenShift Service Mesh Operator がインストールされている必要がある。
- Red Hat OpenShift Service Mesh のインストールのカスタマイズ方法についての手順を確認します。
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cluster-admin
ロールを持つアカウントがある。
手順
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cluster-admin
ロールを持つユーザーとして OpenShift Container Platform Web コンソールにログインします。 istio-system
という名前のプロジェクトを作成します。- Home → Projects に移動します。
- Create Project をクリックします。
-
Name フィールドに
istio-system
を入力します。 - Create をクリックします。
- Operators → Installed Operators に移動します。
-
必要な場合は、Project メニューから
istio-system
を選択します。Operator が新規プロジェクトにコピーされるまでに数分待機する必要がある場合があります。 Red Hat OpenShift Service Mesh Operator をクリックします。Provided APIs の下に、Operator は 2 つのリソースタイプを作成するためのリンクを提供します。
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ServiceMeshControlPlane
リソース -
ServiceMeshMemberRoll
リソース
-
- Istio Service Mesh Control Plane で Create ServiceMeshControlPlane をクリックします。
Create Service Mesh Control Plane ページで、必要に応じてデフォルト
ServiceMeshControlPlane
テンプレートの YAML を変更します。注記コントロールプレーンのカスタマイズについての詳細は、Red Hat OpenShift Service Mesh インストールのカスタマイズについて参照してください。実稼働環境の場合は、デフォルトの Jaeger テンプレートを変更する 必要 があります。
- Create をクリックしてコントロールプレーンを作成します。Operator は、設定パラメーターに基づいて Pod、サービス、Service Mesh コントロールプレーンのコンポーネントを作成します。
- Istio Service Mesh Control Plane タブをクリックします。
- 新規コントロールプレーンの名前をクリックします。
- Resources タブをクリックして、Red Hat OpenShift Service Mesh コントロールプレーンリソース (Operator が作成し、設定したもの) を表示します。