2.6.2. UBI を使用した再配布可能なイメージの作成

コンテナー化されたアプリケーションを作成するには、通常オペレーティングシステムによって提供されるコンポーネントを提供する信頼されたベースイメージの使用から開始します。これらには、ライブラリー、ユーティリティー、およびその他の機能が含まれます。これらは、アプリケーションがオペレーティングシステムのファイルシステムで認識することが予想されます。

Red Hat Universal Base Images (UBI) は、独自のコンテナーのビルドを試行される方に、まず Red Hat Enterprise Linux rpm パッケージやその他のコンテンツで作成されたコンテナーを使用するよう奨励するために作成されています。このような UBI イメージは、セキュリティーパッチを適用し、独自のソフトウェアを組み込むためにビルドされたコンテナーイメージと共に自由に使用し、再配布するために定期的に更新されます。

Red Hat Ecosystem Catalog を検索して、異なる UBI イメージを見つけ、そのイメージの正常性を確認します。セキュアなコンテナーイメージを作成する場合は、以下の 2 つの一般的な UBI イメージのタイプを使用することを検討できるかもしれません。

  • UBI: RHEL 7 および 8 の標準 UBI イメージ (ubi7/ubi および ubi8/ubi)、およびそれらのシステムをベースとする最小イメージ (ubi7/ubi-minimal および ubi8/ubi-mimimal) があります。これらのイメージはすべて、標準の yum コマンドおよび dnf コマンドを使用して、ビルドするコンテナーイメージに追加できる RHEL ソフトウェアの空きのリポジトリーを参照するように事前に設定されています。Red Hat は、Fedora や Ubuntu などの他のディストリビューションでこのイメージを使用することを推奨しています。
  • Red Hat Software Collections: Red Hat Ecosystem Catalog で rhscl/ を検索し、特定タイプのアプリケーションのベースイメージとして使用するために作成されたイメージを見つけます。たとえば、Apache httpd (rhscl/httpd-*)、 Python (rhscl/python-*)、Ruby (rhscl/ruby-*)、Node.js (rhscl/nodejs-*) および Perl (rhscl/perl-*) rhscl イメージがあります。

UBI イメージは自由に利用でき、再配布可能ですが、このイメージに対する Red Hat のサポートは、Red Hat 製品サブスクリプションでのみ利用できることに注意してください。

標準、最小および init UBI イメージを使用し、これを使用してビルドする方法については、Red Hat Enterprise Linux ドキュメントの「Red Hat Universal Base イメージの使用」を参照してください。