16.4. ワイヤレス FEC Accelerator 向けの OpenNESS SR-IOV Operator のインストール

ワイヤレス FEC Accelerator の OpenNESS SR-IOV Operator の役割は、OpenShift Container Platform クラスター内のさまざまな Intel vRAN FEC アクセラレーションハードウェアにより公開されるデバイスをオーケストレーションし、管理することです。

最もコンピューター集約型な 4G/LTE および 5G ワークロードの 1 つは、RAN レイヤー 1 (L1) 前方誤り訂正 (FEC) になります。FEC は、信頼性が低い通信チャネルまたはノイズー通信チャネルでデータ転送エラーを解決します。FEC テクノロジーは、再送信を必要とせずに 4G/LTE または 5G データ内のエラーの一部を検出して修正します。

FEC デバイスは、vRAN ユースケースとして Intel FPGA PAC N3000 および Intel vRAN Dedicated Accelerator ACC100 により提供されます。

注記

Intel FPGA PAC N3000 FPGA には、4G/LTE または 5G ビットストリームを持つフラッシュが必要です。

ワイヤレス FEC Accelerator の OpenNESS SR-IOV Operator は、FEC デバイスの仮想機能 (VF) を作成し、それらを適切なドライバーにバインドし、4G/LTE または 5G デプロイメントの機能について VF キューを設定します。

クラスター管理者は、OpenShift Container Platform CLI または Web コンソールを使用して、ワイヤレス FEC Accelerator の OpenNESS SR-IOV Operator をインストールできます。

16.4.1. CLI の使用によるワイヤレス FEC Accelerator の OpenNESS SR-IOV Operator のインストール

クラスター管理者は、CLI を使用してワイヤレス FEC Accelerator の OpenNESS SR-IOV Operator をインストールできます。

前提条件

  • ベアメタルハードウェアにインストールされたクラスター。
  • OpenShift CLI (oc) をインストールすること。
  • cluster-admin 権限を持つユーザーとしてログインすること。

手順

  1. 以下のアクションを実行して、ワイヤレス FEC Accelerator の OpenNESS SR-IOV Operator の namespace を作成します。

    1. 以下の例のように sriov-namespace.yaml という名前のファイルを作成し、vran-acceleration-operators namespace を定義します。

      apiVersion: v1
      kind: Namespace
      metadata:
          name: vran-acceleration-operators
          labels:
             openshift.io/cluster-monitoring: "true"
    2. 以下のコマンドを実行して namespace を作成します。

      $ oc create -f sriov-namespace.yaml
  2. 以下のオブジェクトを作成して、ワイヤレス FEC Accelerator の OpenNESS SR-IOV Operator を直前の手順で作成した namespace にインストールします。

    1. 以下の OperatorGroup CR を作成し、YAML を sriov-operatorgroup.yaml ファイルに保存します。

      apiVersion: operators.coreos.com/v1
      kind: OperatorGroup
      metadata:
          name: vran-operators
          namespace: vran-acceleration-operators
      spec:
          targetNamespaces:
            - vran-acceleration-operators
    2. 以下のコマンドを実行して OperatorGroup CR を作成します。

      $ oc create -f sriov-operatorgroup.yaml
    3. 以下のコマンドを実行して、次の手順に必要な channel の値を取得します。

      $ oc get packagemanifest sriov-fec -n openshift-marketplace -o jsonpath='{.status.defaultChannel}'

      出力例

      stable

    4. 以下の Subscription CR を作成し、YAML を sriov-sub.yaml ファイルに保存します。

      apiVersion: operators.coreos.com/v1alpha1
      kind: Subscription
      metadata:
          name: sriov-fec-subscription
          namespace: vran-acceleration-operators
      spec:
          channel: "<channel>" 1
          name: sriov-fec
          source: certified-operators 2
          sourceNamespace: openshift-marketplace
      1
      .status.defaultChannel パラメーターの直前の手順で取得した値からチャネルの値を指定します。
      2
      certified-operators 値を指定する必要があります。
    5. 以下のコマンドを実行して Subscription CR を作成します。

      $ oc create -f sriov-sub.yaml

検証

  • Operator がインストールされていることを確認します。

    $ oc get csv -n vran-acceleration-operators -o custom-columns=Name:.metadata.name,Phase:.status.phase

    出力例

    Name                                        Phase
    sriov-fec.v1.1.0                            Succeeded