6.2.4. 修正された問題

  • CEL フィルター、Webhook バリデーターのオーバーレイ、およびインターセプターの式を確認するための簡単な構文検証が追加されました。
  • Trigger は、基礎となるデプロイメントおよびサービスオブジェクトに設定されたアノテーションを上書きしなくなりました。
  • 以前のバージョンでは、イベントリスナーはイベントの受け入れを停止しました。今回の修正により、この問題を解決するために EventListener シンクの 120 秒のアイドルタイムアウトが追加されました。
  • 以前のバージョンでは、Failed(Canceled) 状態でパイプラインの実行を取り消すと、成功のメッセージが表示されました。これは、代わりにエラーが表示されるように修正されました。
  • tkn eventlistener list コマンドが一覧表示されたイベントリスナーのステータスを提供するようになり、利用可能なイベントリスナーを簡単に特定できるようになりました。
  • トリガーがインストールされていない場合や、リソースが見つからない場合に、triggers list および triggers describe コマンドについて一貫性のあるエラーメッセージが表示されるようになりました。
  • 以前のバージョンでは、多くのアイドル接続がクラウドイベントの配信時に増大しました。この問題を修正するために、DisableKeepAlives: true パラメーターが cloudeventclient 設定に追加されました。新規の接続がすべてのクラウドイベントに設定されます。
  • 以前のバージョンでは、特定のタイプの認証情報が指定されていない場合であっても、creds-init コードが空のファイルをディスクに書き込みました。今回の修正により、creds-init コードが変更され、正しくアノテーションが付けられたシークレットから実際にマウントされた認証情報のみのファイルを書き込むようになりました。