12.4.11.2. インストーラーでプロビジョニングされる VMware vSphere クラスターの install-config.yaml ファイルのサンプル

install-config.yaml ファイルをカスタマイズして、OpenShift Container Platform クラスターのプラットフォームについての詳細を指定するか、または必要なパラメーターの値を変更することができます。

apiVersion: v1
baseDomain: example.com 1
compute: 2
- hyperthreading: Enabled 3
  name: worker
  replicas: 3
  platform:
    vsphere: 4
      cpus: 2
      coresPerSocket: 2
      memoryMB: 8192
      osDisk:
        diskSizeGB: 120
controlPlane: 5
  hyperthreading: Enabled 6
  name: master
  replicas: 3
  platform:
    vsphere: 7
      cpus: 4
      coresPerSocket: 2
      memoryMB: 16384
      osDisk:
        diskSizeGB: 120
metadata:
  name: cluster 8
platform:
  vsphere:
    vcenter: your.vcenter.server
    username: username
    password: password
    datacenter: datacenter
    defaultDatastore: datastore
    folder: folder
    network: VM_Network
    cluster: vsphere_cluster_name 9
    apiVIP: api_vip
    ingressVIP: ingress_vip
    clusterOSImage: http://mirror.example.com/images/rhcos-48.83.202103221318-0-vmware.x86_64.ova 10
fips: false
pullSecret: '{"auths":{"<local_registry>": {"auth": "<credentials>","email": "you@example.com"}}}' 11
sshKey: 'ssh-ed25519 AAAA...'
additionalTrustBundle: | 12
  -----BEGIN CERTIFICATE-----
  ZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZZ
  -----END CERTIFICATE-----
imageContentSources: 13
- mirrors:
  - <local_registry>/<local_repository_name>/release
  source: quay.io/openshift-release-dev/ocp-release
- mirrors:
  - <local_registry>/<local_repository_name>/release
  source: quay.io/openshift-release-dev/ocp-v4.0-art-dev
1
クラスターのベースドメイン。すべての DNS レコードはこのベースのサブドメインである必要があり、クラスター名が含まれる必要があります。
2 5
controlPlane セクションは単一マッピングですが、compute セクションはマッピングのシーケンスになります。複数の異なるデータ構造の要件を満たすには、 compute セクションの最初の行はハイフン - で始め、controlPlane セクションの最初の行はハイフンで始めることができません。1 つのコントロールプレーンプールのみが使用されます。
3 6
同時マルチスレッドまたは hyperthreading を有効/無効にするかどうか。デフォルトでは、同時スレッドはマシンのコアのパフォーマンスを上げるために有効にされます。パラメーター値を Disabled に設定するとこれを無効にすることができます。一部のクラスターマシンで同時マルチスレッドを無効にする場合は、これをすべてのクラスターマシンで無効にする必要があります。
重要

同時スレッドを無効にする場合は、容量計画においてマシンパフォーマンスの大幅な低下が考慮に入れられていることを確認します。同時マルチスレッドを無効にする場合は、マシンで最低でも 8 CPU および 32 GB の RAM を使用する必要があります。

4 7
オプション: コンピュートおよびコントロールプレーンマシンのマシンプールパラメーターの追加設定を指定します。
8
DNS レコードに指定したクラスター名。
9
OpenShift Container Platform クラスターをインストールする vSphere クラスター。インストールプログラムは、vSphere クラスターの root リソースプールをデフォルトのリソースプールとして使用します。
10
bastion サーバーからアクセス可能な Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) イメージの場所。
11
<local_registry> については、レジストリードメイン名と、ミラーレジストリーがコンテンツを提供するために使用するポートをオプションで指定します。例: registry.example.com または registry.example.com:5000<credentials> について、ミラーレジストリーの base64 でエンコードされたユーザー名およびパスワードを指定します。
12
ミラーレジストリーに使用した証明書ファイルの内容を指定します。
13
リポジトリーのミラーリングに使用するコマンドの出力の imageContentSources セクションを指定します。