2.10.22. ユーザーによってプロビジョニングされるインフラストラクチャーでの AWS インストールの実行

Amazon Web Service (AWS) のユーザーによってプロビジョニングされるインフラストラクチャーで OpenShift Container Platform のインストールを開始した後に、デプロイメントを完了するまでモニターします。

前提条件

  • OpenShift Container Platform クラスターのブートストラップノードを、ユーザーによってプロビジョニングされた AWS インフラストラクチャーで削除している。
  • oc CLI をインストールしていること。

手順

  • インストールプログラムが含まれるディレクトリーから、クラスターのインストールを完了します。

    $ ./openshift-install --dir <installation_directory> wait-for install-complete 1
    1
    <installation_directory> には、インストールファイルを保存したディレクトリーへのパスを指定します。

    出力例

    INFO Waiting up to 40m0s for the cluster at https://api.mycluster.example.com:6443 to initialize...
    INFO Waiting up to 10m0s for the openshift-console route to be created...
    INFO Install complete!
    INFO To access the cluster as the system:admin user when using 'oc', run 'export KUBECONFIG=/home/myuser/install_dir/auth/kubeconfig'
    INFO Access the OpenShift web-console here: https://console-openshift-console.apps.mycluster.example.com
    INFO Login to the console with user: "kubeadmin", and password: "4vYBz-Fe5en-ymBEc-Wt6NL"
    INFO Time elapsed: 1s

    重要
    • インストールプログラムが生成する Ignition 設定ファイルには、24 時間が経過すると期限切れになり、その後に更新される証明書が含まれます。証明書を更新する前にクラスターが停止し、24 時間経過した後にクラスターを再起動すると、クラスターは期限切れの証明書を自動的に復元します。例外として、kubelet 証明書を回復するために保留状態の node-bootstrapper 証明書署名要求 (CSR) を手動で承認する必要があります。詳細は、コントロールプレーン証明書の期限切れの状態からのリカバリー についてのドキュメントを参照してください。
    • 24 時間証明書はクラスターのインストール後 16 時間から 22 時間にローテーションするため、Ignition 設定ファイルは、生成後 12 時間以内に使用することをお勧めします。12 時間以内に Ignition 設定ファイルを使用することにより、インストール中に証明書の更新が実行された場合のインストールの失敗を回避できます。