3.9. iSCSI を使用した永続ストレージ

iSCSI を使用して、OpenShift Container Platform クラスターに永続ストレージをプロビジョニングできます。これには、Kubernetes と iSCSI についてある程度の理解があることが前提となります。

Kubernetes 永続ボリュームフレームワークは、管理者がクラスターのプロビジョニングを永続ストレージを使用して実行できるようにし、ユーザーが基礎となるインフラストラクチャーの知識がなくてもこれらのリソースを要求できるようにします。

重要

インフラストラクチャーにおけるストレージの高可用性は、基礎となるストレージのプロバイダーに委ねられています。

重要

Amazon Web Services で iSCSI を使用する場合、iSCSI ポートのノード間の TCP トラフィックを組み込むようにデフォルトのセキュリティーポリシーを更新する必要があります。デフォルトで、それらのポートは 860 および 3260 です。

重要

OpenShift では、クラスターのすべてのノードが iSCSI イニシエーターをすでに設定している、つまり、 iscsi-initiator-utils パッケージをインストールし、それらのイニシエーターの名前を /etc/iscsi/initiatorname.iscsi に設定していることを前提とします。上記にリンクした『ストレージ管理ガイド』を参照してください。

3.9.1. プロビジョニング

OpenShift Container Platform でストレージをボリュームとしてマウントする前に、基礎となるインフラストラクチャーにストレージが存在することを確認します。iSCSI に必要になるのは、iSCSI ターゲットポータル、有効な iSCSI 修飾名 (IQN)、有効な LUN 番号、ファイルシステムタイプ、および PersistentVolume API のみです。

PersistentVolume オブジェクト定義

apiVersion: v1
kind: PersistentVolume
metadata:
  name: iscsi-pv
spec:
  capacity:
    storage: 1Gi
  accessModes:
    - ReadWriteOnce
  iscsi:
     targetPortal: 10.16.154.81:3260
     iqn: iqn.2014-12.example.server:storage.target00
     lun: 0
     fsType: 'ext4'