4.6.2.3. 設定ファイルのオプション

スコアカード設定ファイルは以下のオプションを提供します。

表4.14 スコアカード設定ファイルのオプション

オプション説明

bundle

string

--bundle フラグと同等です。Operator Lifecycle Manager (OLM) バンドルディレクトリーパス (指定されている場合) はバンドルの検証を実行します。

output

string

--output フラグと同等です。このオプションが設定ファイルとフラグの両方で定義されている場合、フラグの値が優先されます。

kubeconfig

string

--kubeconfig フラグと同等です。このオプションが設定ファイルとフラグの両方で定義されている場合、フラグの値が優先されます。

plugins

array

プラグイン名の配列。

4.6.2.3.1. 基本的なプラグインおよび OLM プラグイン

スコアボードは、内部の basic プラグインおよび olm プラグインをサポートします。これは、設定ファイルの plugins セクションで設定されます。

表4.15 プラグインオプション

オプション説明

cr-manifest

[]string

テストされる CR のパス。olm-deployed が設定されていないか、または false の場合に必要です。

csv-path

string

Operator のクラスターサービスバージョン (CSV) へのパス。OLM テストまたは olm-deployedtrue に設定されている場合に必要です。

olm-deployed

bool

CSV および関連する CRD が OLM によってクラスターにデプロイされていることを示します。

kubeconfig

string

kubeconfig ファイルへのパス。グローバルの kubeconfig とこのフィールドの両方が設定されている場合、このフィールドはプラグインに使用されます。

namespace

string

プラグインを実行する namespace。設定されていない場合、kubeconfig ファイルで指定されるデフォルトが使用されます。

init-timeout

int

Operator の初期化時のタイムアウトまでの時間 (秒単位)。

crds-dir

string

クラスターにデプロイする必要のある CRD が含まれるディレクトリーへのパス。

namespaced-manifest

string

namespace 内で実行されるすべてのリソースが含まれるマニフェストファイル。デフォルトで、スコアカードは、service_account.yamlrole.yamlrole_binding.yaml、および operator.yaml ファイルを統合し、deploy ディレクトリーから、namespace を使用したマニフェストとして使用する一時的なマニフェストに移動します。

global-manifest

文字列

グローバルに実行される必須リソースが含まれるマニフェスト (namespace を使用したマニフェストではない)。デフォルトで、スコアカードは crds-dir ディレクトリーのすべての CRD を、グローバルマニフェストとして使用する一時的なマニフェストに統合します。

注記

現在、CSV でスコアカードを使用しても、複数の CR マニフェストを CLI、設定ファイル、または CSV アノテーションを使用して設定することはできません。Operator をクラスターで破棄し、再デプロイし、テストされる各 CR のスコアカードを再実行する必要があります。

追加リソース

  • cr-manifest または CSV の metadata.annotations['alm-examples'] のいずれかを設定し、CR をスコアカードに提供できますが、これらの両方を設定することはできません。詳細は、CRD テンプレート を参照してください。