1.4.2.3. カタログ Operator
カタログ Operator はクラスターサービスバージョン (CSV) およびそれらが指定する必須リソースを解決し、インストールします。また、カタログソースでチャネル内のパッケージへの更新の有無を確認し、必要な場合はそれらを利用可能な最新バージョンに自動的にアップグレードします。
チャネル内のパッケージを追跡するために、必要なパッケージ、チャネル、および更新のプルに使用する CatalogSource
オブジェクトを設定して Subscription
オブジェクトを作成できます。更新が見つかると、ユーザーに代わって適切な InstallPlan
オブジェクトの namespace への書き込みが行われます。
カタログ Operator は以下のワークフローを使用します。
- クラスターの各カタログソースに接続します。
ユーザーによって作成された未解決のインストール計画の有無を確認し、これがあった場合は以下を実行します。
- 要求される名前に一致する CSV を検索し、これを解決済みリソースとして追加します。
- 管理対象または必須の CRD のそれぞれについて、これを解決済みリソースとして追加します。
- 必須 CRD のそれぞれについて、これを管理する CSV を検索します。
- 解決済みのインストール計画の有無を確認し、それについての検出されたすべてのリソースを作成します (ユーザーによって、または自動的に承認される場合)。
- カタログソースおよびサブスクリプションの有無を確認し、それらに基づいてインストール計画を作成します。