1.9. ユーザーによってプロビジョニングされるインフラストラクチャーのネットワークが制限された環境での GCP へのクラスターのインストール

OpenShift Container Platform バージョン 4.5 では、各自でプロビジョニングするインフラストラクチャーおよびインストールリリースコンテンツの内部ミラーを使用して、クラスターを Google Cloud Platform (GCP) にインストールできます

重要

ミラーリングされたインストールリリースのコンテンツを使用して OpenShift Container Platform クラスターをインストールすることは可能ですが、クラスターが GCP API を使用するにはインターネットへのアクセスが必要になります。

以下に、ユーザーによって提供されるインフラストラクチャーのインストールを実行する手順を要約します。これらの手順を実行するか、独自の手順を作成するのに役立つ複数の Deployment Manager テンプレートが提供されます。他の方法を使用して必要なリソースを作成することもできます。

重要

ユーザーによってプロビジョニングされるインフラストラクチャーのインストールする手順は、例としてのみ提供されます。独自にプロビジョニングするインフラストラクチャーでクラスターをインストールするには、クラウドプロバイダーおよび OpenShift Container Platform のインストールプロセスについて理解している必要があります。これらの手順を実行するか、独自の手順を作成するのに役立つ複数の Deployment Manager テンプレートが提供されます。他の方法を使用して必要なリソースを作成することもできます。これらのテンプレートはサンプルとしてのみ提供されます。

1.9.1. 前提条件

  • ミラーホストでレジストリーを作成 し、OpenShift Container Platform の使用しているバージョン用の imageContentSources データを取得します。

    重要

    インストールメディアはミラーホストにあるため、そのコンピューターを使用してすべてのインストール手順を完了します。

  • OpenShift Container Platform のインストールおよび更新 プロセスについての詳細を確認します。
  • ファイアウォールを使用する場合、クラスターがアクセスを必要とする サイトを許可するようにファイアウォールを設定 する必要があります。他のサイトへのアクセスを付与する必要がある場合もありますが、*.googleapis.com および accounts.google.com へのアクセスを付与する必要があります。
  • システムが IAM(アイデンティティーおよびアクセス管理) を管理できない場合、クラスター管理者は IAM 認証情報を手動で作成し、維持 できます。手動モードは、クラウド IAM API に到達できない環境でも使用できます。