1.6.7. インストール設定ファイルの手動作成
内部ネットワークからのみアクセスでき、インターネット上に表示されないプライベート OpenShift Container Platform クラスターのインストールの場合、インストール設定ファイルを手動で生成する必要があります。
前提条件
- OpenShift Container Platform インストーラープログラムおよびクラスターのアクセストークンを取得します。
手順
必要なインストールアセットを保存するためのインストールディレクトリーを作成します。
$ mkdir <installation_directory>
重要ディレクトリーを作成する必要があります。ブートストラップ X.509 証明書などの一部のインストールアセットの有効期限は短く設定されているため、インストールディレクトリーを再利用することができません。別のクラスターインストールの個別のファイルを再利用する必要がある場合は、それらをディレクトリーにコピーすることができます。ただし、インストールアセットのファイル名はリリース間で変更される可能性があります。インストールファイルを以前のバージョンの OpenShift Container Platform からコピーする場合は注意してコピーを行ってください。
以下の
install-config.yamlファイルテンプレートをカスタマイズし、これを<installation_directory>に保存します。注記この設定ファイル
install-config.yamlに名前を付ける必要があります。install-config.yamlファイルをバックアップし、複数のクラスターをインストールするのに使用できるようにします。重要install-config.yamlファイルは、インストールプロセスの次の手順で使用されます。この時点でこれをバックアップする必要があります。
1.6.7.1. インストール設定パラメーター
OpenShift Container Platform クラスターをデプロイする前に、クラスターをホストするクラウドプラットフォームでアカウントを記述し、クラスターのプラットフォームをオプションでカスタマイズするためにパラメーターの値を指定します。install-config.yaml インストール設定ファイルを作成する際に、コマンドラインで必要なパラメーターの値を指定します。クラスターをカスタマイズする場合、install-config.yaml ファイルを変更して、プラットフォームについての詳細情報を指定できます。
インストール後は、install-config.yaml ファイルでこれらのパラメーターを変更することはできません。
表1.13 必須パラメーター
| パラメーター | 説明 | 値 |
|---|---|---|
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クラウドプロバイダーのベースドメイン。この値は、OpenShift Container Platform クラスターコンポーネントへのルートを作成するために使用されます。クラスターの完全な DNS 名は、 |
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コントロールプレーンマシンをホストするためのクラウドプロバイダー。このパラメーターの値は |
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ワーカーマシンをホストするためのクラウドプロバイダー。このパラメーターの値は |
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| クラスターの名前。 |
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| クラスターをデプロイするリージョン。 |
AWS の |
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| Red Hat OpenShift Cluster Manager サイトの Pull Secret ページから取得したプルシークレット。このプルシークレットを使用し、OpenShift Container Platform コンポーネントのコンテナーイメージを提供する、Quay.io などの組み込まれた各種の認証局によって提供されるサービスで認証できます。 |
{
"auths":{
"cloud.openshift.com":{
"auth":"b3Blb=",
"email":"you@example.com"
},
"quay.io":{
"auth":"b3Blb=",
"email":"you@example.com"
}
}
}
|
表1.14 オプションのパラメーター
| パラメーター | 説明 | 値 |
|---|---|---|
|
| クラスターマシンにアクセスするために使用する SSH キー。 注記
インストールのデバッグまたは障害復旧を実行する必要のある実稼働用の OpenShift Container Platform クラスターでは、 |
|
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| FIPS モードを有効または無効にするかどうか。デフォルトでは、FIPS モードは有効にされません。FIPS モードが有効にされている場合、OpenShift Container Platform が実行される Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) マシンがデフォルトの Kubernetes 暗号スイートをバイパスし、代わりに RHCOS で提供される暗号モジュールを使用します。 |
|
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| クラスターのユーザーに表示されるエンドポイントを公開する方法。 |
|
|
|
コンピュートマシンで同時マルチスレッドまたは 重要 同時スレッドを無効にする場合は、容量計画においてマシンパフォーマンスの大幅な低下が考慮に入れられていることを確認します。 |
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| プロビジョニングするコンピュートマシン (ワーカーマシンとしても知られる) の数。 |
|
|
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コントロールプレーンマシンで同時マルチスレッドまたは 重要 同時スレッドを無効にする場合は、容量計画においてマシンパフォーマンスの大幅な低下が考慮に入れられていることを確認します。 |
|
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| プロビジョニングするコントロールプレーンマシンの数。 |
サポートされる値は |
表1.15 追加の Azure パラメーター
| パラメーター | 説明 | 値 |
|---|---|---|
|
| Azure VM インスタンスタイプ。 | Windows または Linux をオペレーティングシステムとして使用する仮想マシン。Azure ドキュメントの Guest operating systems supported on Azure Stack Hub を参照してください。 |
|
| VM の Azure ディスクのサイズ。 |
GB 単位でディスクのサイズ (例: |
|
| ベースドメインの DNS ゾーンが含まれるリソースグループの名前。 |
文字列 (例: |
|
| クラスターをホストする Azure リージョンの名前。 | 有効なリージョン名。 |
|
| マシンを配置するアベイラビリティーゾーンの一覧。高可用性を確保するには、少なくとも 2 つのゾーンを指定します。 |
ゾーンの一覧 (例: |
|
|
クラスターをデプロイする既存の VNet を含むリソースグループの名前。この名前は | 文字列。 |
|
| クラスターをデプロイする既存 VNet の名前。 | 文字列。 |
|
| コントロールプレーンマシンをデプロイする VNet 内の既存サブネットの名前。 |
有効な CIDR (例: |
|
| コンピュートマシンをデプロイする VNet 内の既存サブネットの名前。 |
有効な CIDR (例: |
Azure クラスターで、Azure アベイラビリティーゾーン のカスタマイズや タグを使用した Azure リソースの編成 を実行することはできません。