第4章 OpenShift Serverless で使用する Knative CLI (kn)

kn は、OpenShift Container Platform の Knative コンポーネントとの簡単な対話を有効にします。

OpenShift Serverless をインストールして、OpenShift Container Platform で Knative を有効にすることができます。詳細は、OpenShift Serverless の使用開始 についてのドキュメントを参照してください。

注記

OpenShift Serverless は kn CLI を使用してインストールできません。クラスター管理者は、OpenShift Container Platform の Serverless アプリケーション についてのドキュメントで説明されているように OpenShift Serverless Operator をインストールし、Knative コンポーネントをセットアップする必要があります。

4.1. 主な特長

kn は、サーバーレスコンピューティングタスクを単純かつ簡潔にするように設計されています。kn の主な特長には、以下が含まれます。

  • コマンドラインから サーバーレスアプリケーションをデプロイ します。
  • サービス、リビジョン、およびトラフィック分割などの Knative Serving の機能を管理します。
  • イベントソースおよびトリガーなどの Knative Eventing コンポーネントを作成し、管理します。

    注記

    Knative Eventing は現時点で OpenShift Serverless のテクノロジープレビュー機能として利用できます。

  • 既存の Kubernetes アプリケーションおよび Knative サービスを接続するために、sink binding を作成します。
  • kubectl と同様に、kn を柔軟性のあるプラグインアーキテクチャーで拡張します。
  • Knative サービスの 自動スケーリング パラメーターを設定します。
  • 操作の結果を待機したり、カスタムロールアウトおよびロールバックストラテジーのデプロイなどのスクリプト化された使用。